【X Performance】1stインプレッション(実機見てきました!)のコメントで「カタログデータアップされてますよ」と教えて頂きました。
ドコモ・au・ソフトバンクのカタログがPDFで公開されていまして、これがまた非常に興味深いのです。各社似たような機能紹介なのですが、ちょっとずつ違うのです。今回はこれらカタログPDFから、各社の販売戦略の違いが垣間見えましたのでまとめてみたいと思います。
ドコモ SO-04H カタログPDF
Xperia X Performance SO-04H | DOWNLOAD | ソニーモバイルコミュニケーションズ
他の2社と大きく違うのが、Xperia Z5 PremiumとXperia Z5 Compactも「併売」するということ。
Xperia Z5はモデルチェンジするけど、4k対応のXperia Z5 Premium、小型ハイスペックのXperia Z5 Compact。これでドコモスマートフォンを牽引していこう!という意志の現れと思いました。
もちろん、今回のドコモ新製品発表会で今後は新製品投入サイクルを6ヶ月→1年に変更するとも発表されましたが、この動きにも当てはまっているっぽいですね。それと今回公開されたPDFカタログ、これまでの小冊子タイプからA4版に大きく変わるのでしょうか。(冊子はまだ見つけられず)
Xperia Z5 Premium、Z5 Compactのカタログも兼ねているため豪華58ページものカタログとなっていました。
最終ページも「SONY」のロゴで締められていて、キャリアのカタログというより「ソニーモバイルコミュニケーションズ社 Xperia」の総合カタログっぽくて非常に好感が持てます。
au SOV33 カタログPDF
Xperia X Performance SOV33 | DOWNLOAD | ソニーモバイルコミュニケーションズ
こちらは先日家電量販店で配布していました。A4版22ページ。
ドコモ版とは言葉や機能紹介の流れがちょっと違います。ドコモでは「カメラ」と表しているところ、「メインカメラ」と「フロントカメラ」と言い分けています。そして機能紹介はドコモは①デザイン ②カメラ ③バッテリー・スピード(通信速度) ④ディスプレイ ⑤オーディオ~以下続く ですが、auは①デザイン ②カメラ ③オーディオ ④ バッテリー・スピード(通信速度) ⑤ディスプレイ ~以下続くです。
これを見ると、auはオーディオにも力を入れているように思えますが、実際はカタログスペック上ではオーディオ周りにては加えられていないように見えます。まさかのau+1 Collection SELECTであるヘッドセットをアピールしたいからこの位置なんでしょうか?
この点はドコモカタログのほうがXperia X Performanceの「売り」である劣化しにくいQnovo社の技術が素晴らしい改善であることをきちんと理解していると思いました。
ソフトバンク Xperia カタログPDF
Xperia X Performance | DOWNLOAD | ソニーモバイルコミュニケーションズ
URL中にソフトバンク版Xperia X Performanceの型番は含まれません。(内部的には「502SO」みたいですが)
表紙はauと一緒ですし、特徴の並び順もauと同じ。(カメラ表記だけは「カメラ」とドコモ寄りです)が、スピード(通信速度)については独自のHybrid 4G LTEなる説明も。下り最大速度が違うのにグラフの長さが同じだったり、CA(キャリアアグリゲーション)の図がどこよりも断然分かりづらいですが・・・
いずれにカタログにもリアパネルの画像が掲載されています。ドコモはやっぱりdocomoであり、auはやや自己主張、ソフトバンクはグローバルそのまま(アンテナ部分は樹脂化されてしまっていますが)といういつものパターンはXperia X Performanceでも踏襲されています。
このように同じ製品ではありますが、ちょっとずつアピールポイントが違うのは面白いですよね。特に、カタログ開いた最初の「だから私は、Xperia。」の登場人物も若干違っていたりもしますよ。他にもどんな点が違っているのか、探してみてくださいね!(誰も興味ないか)
また、電池持ち良くして「長く使えるようになる」ということは、OSアップデートも自社の利益再優先でグローバル版アップデートを適用せず見送る!なんてことは今後はしないよーって宣言と受け取ってもいいのです??そこが一番大事なんですよね。