【VAIO Phone A】「これください!」がどうしても言えなかった・・・やっぱりXperiaって素晴らしいんだと改めて感じた日になった

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※冒頭で先にお断りしておきますが、本レビューはXperiaしかちゃんと使ったことがない人によるVAIO Phone Aのレビューとなります。かなりXperia寄りな感覚ですので、その点をご承知おきいただきたくよろしくお願いします。

 

として考察したVAIO Phone Aが本日発売となりました。

デュアルSIMモデルで5.5インチ液晶のAndroid機が24,800円(税別)と非常に安価なため購入しようと店頭のデモ機を使ってみた結果、ああやっぱりダメだ、、、と思って店を後にしてしまいました。自分の中でも想定外の出来事でした。

なぜ今回購入を見合わせてしまったのか、2つの視点でまとめてみます。

 

幅広く、薄すぎて、そして軽すぎた。

ご承知の通りVAIO Phone AはWindows10 mobile搭載のVAIO Phone bizと同一筐体。

画面サイズが5.5インチですから横幅はそれなりに大きいことは、VAIO Phone bizを幾度となく家電量販店でも触ってきたので理解はしていたつもりでした。横幅は77mmあります。今使っているXperia XZの横幅は72mm。5mmの差はかなり大きく感じてしまいました。

また厚みの差はVAIO Phone Aの8.1mmとXperia XZの8.3mmと0.2mmの差ですが、数値以上の差を感じてしまいました。

というのもVAIO Phone Aのリアパネルはかまぼこのような形状をしていて、リアパネルの中央が一番盛り上がっていて、端のほうが若干薄くなっています。

重さの差はVAIO Phone Aは167gに対しXperia XZは161g。あれ?VAIO Phone Aのほうが軽く感じたぞ??

そして最大の違いは質感。メタル素材のスマートフォン、よく考えたら自身、Xperia P以来でした。Xperiaに飼い慣らされている身としてメタル素材のスマートフォンの質感とあのメタル素材がの角部分が手のひらに食い込むあの感覚、どうしても「ずっと使っていくぞ!」とは残念ながら思うことができませんでした。

 

このように、ずっと「Xperiaだけ」を使い続けてきた身としては、Xperiaのそれなりの厚みとほどよい重さと片手で持ったときの質感、重量バランスが非常に絶妙で、それと比較してしまうとVAIO Phone Aの作り込みのレベルがXperiaとはまったく比較にならないな、と強く感じてしまい、どうしても「これください!」と言うことができませんでした。

 

 

 

そして何よりもUIがダメだった。

Xperiaしか使っていない人によるVAIO Phone Aのレビューのため、他メとーカー製品を使っている方には??な内容かもしれません。

VAIO Phone Aはほぼ「素」のAndroid OSを搭載しています。VAIO株式会社によるOSレベルでのカスタマイズはほぼされていないんじゃないかと思います。

ですのでこれ(AOSP)に慣れている方であればなんの違和感もなく使っていくことができるでしょう。

しかしXperiaのみ使っている身としては違和感だらけで、フォルダの形状であったりダイヤルアプリのアイコンであったりが長く使っていくにはしんどそうだ、と思ってしまいました。

XperiaもOSアップデート(セキュリティパッチ含め)の迅速化のため、以前よりは素のAndroid OSのUIに近づけてきているので、ホームアプリを変えたりアイコンチェンジするアプリ使えばいいじゃん、という話もありますが、やっぱり個人的な使い方が今や、カスタマイズ < 使い勝手 になっているためこのUIが変わることによるストレスを感じてしまいました。

 

非常に安価だったこともあり買う気満々だったのですが、実際に手にしてみて、その質感やデザイン、重量バランスなど総合的に判断し、購入を見送ることにしました。

性能的な見地ではハイエンドモデルであるXperia XZと比較する意味が無いと思いますので割愛します。(買ってないので比較できませんが・・・)

 

そういえばOSバージョンはAndroid 6.0.1でした。最新OS 7.1.xへのアップデート、行われるのでしょうか。このあたりの今後の対応も未知数です。

次期VAIO Phone、このVAIO Phone Aの売れ行きにかかっているのかもしれません。そういう意味でも全力で応援したい気持ちはヤマヤマなのですが、このような結果となり申し訳ありません。。。