【コラム】パッと買ってスッと使えるMVNO SIMを試してみた|BIC SIM

年末に【コラム】「マニア」のMVNOから「みんな」のMVNOになってきたという考察もしていますが、この動き(流れ)は今も続いていて各種雑誌や新聞でも「通信料節約術」のような特集を組んでMVNOがようやく一般のかたの耳にも届き始めてきたかな、と思う今日この頃。

ですが、「ホントに安いの?」とか「速度が遅いんじゃない?」とか「買い方がよく分からない」など、まだ躊躇してるという方も多いかもしれません。(考察を読んでいただいている方にはMVNOサービスはもうお馴染みかもしれませんね)

今回はビックカメラでBIC SIMなるSIMカードを店頭で購入し、その場でどれだけカンタンに契約できるか?を実際に試してみました。

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MVNOとは(おさらい)

Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者 の略称で「えむぶいえぬおー」と読みます。簡単にいえば、MVNO事業者がドコモなどの通信事業者、いわゆるキャリアの設備を間借りして、自社サービスとして通信サービスを提供している事業者です。

ですので、回線品質はドコモなどの品質と「ほぼ」同じです。なので安心して使うことができると思います。ここで「ほぼ」としたのはドコモの通信量と比べて非常に安い理由にも当てはまりますが、制限事項もあります。

この制限事項とは「データ通信量 *1」と「3日間(24時間などサービスによってことなる)のデータ送受信量」の上限がドコモより低いこと、さらにITmediaによる実測結果によればキャリア契約の8割程度と若干(実効)通信速度に制限がかけられている模様です。

1000円を切る格安SIMで快適に高速通信できるのか 実測してみた (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1402/20/news036.html

1カ月間、もしくは1日に限られた量だけ高速通信ができることをウリにした格安SIMが流行の兆しを見せている。キャリアで普通に契約したSIMと比較して、格安SIMで高速通信は快適にできるのか、試してみた。

もともとキャリア契約のデータ通信でも100Mbpsなんて出ないですし、今まで利用してきた実績値でもMVNO契約SIMでもドコモ回線と速度が違うと体感することはありません。

*1 追加費用を払えば高速通信が可能なMVNO業者が多いと思います。

ビックカメラ店頭で買える「BIC SIM」

BIC SIMとはIIJmioのサービスをベースにビックカメラ専用パッケージをまとい、IIJmioにはない公衆無線LANサービスを付加した(一応)オリジナルサービスです。

このBIC SIMはドコモ回線を利用し、高速通信は月々945円~のミニマムプランでは毎月500MBまでという制限 *2 はあるものの(ドコモ最近メチャクチャ遅いけど)安定したデータ通信が可能なサービスです。

SIMサイズは標準/micro/nanoと3種類あり、またSMS対応/非対応と全部で6種類の製品がラインナップされています。

*2 2014年4月1日よりIIJmioのミニマムスタートプラン上限が500MB→1GBへ倍増、ファミリーシェアプラン上限が2GB→3GBにアップします。また音声通話が可能なSIMも新たに販売が開始されました。

BIC SIM購入方法

非常にカンタン。

  1. ご自身の使用する予定のSIMサイズとSMSサービスを利用するか?を選択(事前に確認) 
  2. 引換証をもってレジに並ぶ 
  3. 3,150円を支払う 
  4. 商品パッケージを受け取る

はい、これだけです。非常にカンタン。

→ビックカメラではBIC SIMは「契約」するのではなく「SIMを購入」するだけです。契約を伴いませんので、この時点では免許証などの本人確認書類は一切不要です。

で、契約は??こちらは次のステップへ。

契約方法

ここからはクレジットカードが必要となります。毎月の利用料の決済はクレジットカードのみとなります。(キャリア契約は請求書払いが選べますが、MVNOはクレジットカードが必須です)

通信契約はIIJmioサイトから行います。冒頭に書きましたとおり、今回はその場で手続きするため、スマートフォンで契約を行いました。

  1. 喫茶店などに入ってパッケージを開封。(クレジットカード情報を入力したりと落ちついて作業したほうが良いためです)
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  2. パッケージに記載されているQRコードを読み取るか、https://www.iijmio.jp/start/ にアクセス
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  3. 電話番号とパスコードを入力。これはパッケージの右下に入っている「START PASS」カードの裏側にシールが貼ってあります。これを入力します。
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  4. SIMが認証されますので「次へ」
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  5. 諸注意事項をよく読む。また既にIIJmioサービスを契約している場合はログイン。
    諸注意事項を最後まで読むとここで契約プランの選択画面が出ます。
    bic-sim07プランは3つ。

    ファミリーシェアプラン 2,688円/月 (SIM最大3枚まで、合計2GBまで) →4/1~3GBまで
    ライトスタンダードプラン 1,596円/月 (高速通信2GBまで)
    ミニマムスタートプラン 945円/月 (高速通信500MBまで) →4/1~1GBまで
    ※SMS対応SIMの場合、SIM1枚に付き147円がプラスされます。(利用料別)

    ひとまずミニマムスタートプランを選択。(後日プラン変更も可能です。翌月1日から適用されます)

  6. 契約内容の確認。
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  7. (お詫び) たぶん手順6.のあとにクレジットカード情報やメールアドレス等の入力画面に遷移すると思うのですが、もともとIIJmioユーザだったためログインしたらこれらの画面がすっ飛ばされまして不明です。。。
    申込最終確認画面で内容をきっちり確認します。
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  8. これで申し込みが完了です。契約が完了すると登録したメールアドレス宛にメールも届きます。ほぼ同時に通信サービスが利用できるようになります。
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  9. プラスチックカードからSIMカードを切り離し、端末に挿入し電源ON
    bic-sim14 
  10. 最後にAPN設定してアンテナマークが「H」もしくは「LTE」などと表示されれば完了です。
    設定>その他の設定>モバイルネットワーク>アクセスポイント名>(右上の)+
    下記設定項目を手打ちする

    名前 iijmioなど
    (自分がわかる名前でOK)
    APN iijmio.jp
    ユーザー名 mio@iij
    パスワード iij
    認証タイプ PAPまたはCHAP

    認証タイプの設定を忘れやすいので確実に。

  11. これで完了です。bic-sim15

なお、こちらのサービスをより便利に使うための「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」という公式アプリがあります。こちらのアプリでは高速通信のON/OFFを手動で切り替えができたり高速通信クーポンを追加したりデータ使用量を確認できるものなので、もしIIJmioを契約した際はインストールしておくと良いと思います。

IIJmioクーポンスイッチ

制作: Internet Initiative Japan Inc.
価格: undefined
平均評価: 4.3(合計 185 件)

posted by: AndroidHTML v2.2

このアプリをメインで利用する端末に入れておき、サブとして利用する端末の設定ON/OFFをメイン機側で設定できるのも良いところです。

SMS対応/非対応の選び方

SMS(ショートメッセージ)有り無しが選択できるようになったのにはこんな理由があります。

昨今のSNS(FacebookやLINEなど)のユーザ認証に電話番号を用いた認証を行うSNSサービスがあります。この際、確認コードがSMSで送信されますが、SMS機能がないとこれら通知を受け取れずSNSサービスの利用に支障をきたすため、SMS機能を開放したのではないかと思っています。

このSMS機能を開放したことで副次的にSIMフリー機などで発生していたアンテナピクト(電波強度を示すアイコン)が×「バツ」となって表示されないこと、セルスタンバイというバッテリーの過消耗が解消されるというメリットもあります。

なお、SMSサービスを利用するにはオプション契約が必要で、費用は毎月147円が追加となります。

利用用途によってSMS有無を選択するのが良いかと思います。(SMS有無によって毎月の利用料金が147円違います。(後で変更も可能です。)

まとめ

正直、こんなにカンタンにSIMを買うことができるようになっていたのですね。パスコードと電話番号だけで認証できるのは非常にラクだなと思いました。

あまりないかもしれませんが、SIMの入っているケータイを家に忘れた!けど何故か前に使っていた古いケータイはあるけどSIMがない!!という時は、こういう家電量販店でMVNO事業者のSIMを買って初期設定さえすれば何とか連絡を取る手段を確保できるのは非常に良いと思います。

#ただしこういうシチュエーションでもLINEだけは使わないほうが良いと思います。利用端末が変わるとそれまで使っていた端末上のトークが全て消えます。。。なのでGmailを利用する、とか事前に設定したSPモードメールをIMAPで受信するなどでしのぐ必要があります。。。

12件のコメント


  1. […] XperiaにおけるAndroidアプリ考察 » 【コラム】パッと買ってスッと使えるMVNO … […]


  2. このBIC SIMより簡単に開通できるのがIIJmioのプリペイドSIM。
    https://s.iijmio.jp/prepaid/

    ”※開通手続きには発信者番号通知のできるお電話が必要です。”とだけ記載されていて、クレジット情報の契約とかは一切ナシ。”発信者番号通知のできる電話”なんてその気になればどうにでもできそうだし・・・。例え、通話不可のSIMでも連絡を取り合うことは十分可能。

    このプリペイドSIMは規制がかかりそうな気がしてます。


  3. クレジットカードを使って契約しないといけないので、プリペイドよりはるかに犯罪に対するハードルは上がってると思いますよ。


  4. こうも簡単だと犯罪に使われて規制が入りそうですけどね。


  5. まさかの音声通話付プランも始まったようで。(13日から申し込み開始)


  6. […] ッと買ってスッと使えるMVNO SIMを試してみた|BIC SIM xperia-freaks.org/2014/03/08/bic… #apple […]


  7. ライトスタンダードプランは、4月からも2Gのままじゃありませんか?


    1. スミマセン、おっしゃるとおりでした。お詫びして訂正させて頂きます。m(_ _)m


    2. すみません、そのとおりです。お詫びして訂正させて頂きました。m(_ _)m