X10への賛歌、たくさんのコメント、RTを頂き、みんなも同じ事思ってたんだと嬉しく思う私です^^
そんな中、非公式とはいえ2011年発売のXperiaにIce Cream Sandwitchが提供されるなんていう声が聞こえてきました。でもちょっと待ってください、真に受けてwktkしてorzなこと、経験してるじゃないですか、なので可能性についてもう少し調査する必要があるかな、と思って簡単にまとめてみます。
—話の発端—
ゼロから始めるスマートフォンさんの「2011年モデルのXperiaには、Android4.0(Ice Cream Sandwich)が提供される」やjuggly.cnさんの「2011年XperiaスマートフォンをAndroid 4.0にバージョンアップする予定とSony Ericssonが回答」に書かれた内容によりますと、ソニエリ公式Facebookでユーザからの質問に対して非公式に回答してるという内容です。
—過去の経緯—
Xperiaシリーズはご存知の通りグローバルモデルであり、欧州・北米・アジアで販売されていて海外モデルも使用国の周波数帯によって2種類、ドコモ版(とau版)は別扱いであり、全部で3つのモデルが存在します。PTCRB認証は別々に取得されます。
Xperia X10を例にとってみると、X10i/X10a/SO-01Bとあります。
現時点でもX10iやX10aにはファームウェアバージョン2.0.2.B.0.29が提供され、OSはAndroid2.3.3です。しかしSO-01Bのファームは 2.0.2.B.0.29が提供されていながら最新ファームは2.0.B.0.138であり、OSはAndroid2.1で止まっています。
—なぜこの差が生まれるのか—
以下は個人的な認識(見解)です。ソニエリはキャリア(ドコモ)に対してAndroid2.3.3の提供可であることは連絡してるけども、ドコモ側の判断で見送ってるんじゃないかと。理由は2つ。
想定理由1.技術的課題
もちろん、ドコモ版固有のSPモードメールやらいくつかドコモアプリがあるので、その対応状況によってはOSのアップデートが出来ないこともあるかもしれません。要は検証ができない、動作保証ができないからという理由で。
これは技術的な側面よりも要員的な問題も含んでいると思います。SPモードメールはそれこそSC-04Dという最新Android4.0でも稼働させようとしてるわけですから、単に検証する人数(と検証する費用)が不足してる。
新機種がバンバン出るので、そちらには人もお金もかけて問題ないですが、販売終息してる機器に対して重大な不具合でもない限り予算はつかないですよね。。
想定理由2.商業面
販売終息してる機種に対して手を入れる=新製品が売れなくなる、ということ。「Androidはどんどんアップデートするから長く使えますよ!」と売っていたはずなのに。
確かにアップデートはしてくれました。なのでキャリアからすれば「義理は果たしたでしょ」という感じでしょうか。
—ではタイトルの「2011年Xperiaシリーズ」はどう読めばいい—
<Android2.3.4提供の可能性>
2011年に日本国内で販売された3機種(画面は端末情報のキャプチャ)
- Xperia arc(So-01C)
- Xperia acro(So-02C、IS11S)
*IS11Sは売ってしまったのでナシ - Xperia ray(So-03C)
とこれから発売される
の5製品あります。
このうちXperia arcとrayに関しては既に遅れをとっていて、グローバルモデルでは2011年8月終わり頃から順次Android2.3.4が提供され、パノラマカメラやFacebook連携強化、スクリーンショット、rayではGoogle Talkでのビデオチャット機能が使えるようになってたりします。
もちろんX10のときもグローバル版に遅れをとっていたのは知ってます。もうPTCRBにSO-01C/SO-02Cは 4.0.1.C.0.86、SO-03Cは4.0.2.A.0.58というグローバル版と同じ4.x系が上がってますので、arcもacroもrayもきっとAndroid2.3.4まではアップデートしてくれるはず!と思ってます。
<Android4.0(Ice Cream Sandwitch)の可能性>
過去の経緯、想定理由1・2という大人の事情でドコモ版は残念な結果になる可能性が高いかな、と個人的には思ってます。
来春にXperia Duo(仮称)がICSで発売され、Xi(クロッシー)を伸ばしていきたいと考えているドコモとしては想定理由1・2の他にサポート体制の問題があるため、見送る可能性が高そうだと思いませんか?
特にガラスマな機能満載なacroに至っては、FeliCaに赤外線にワンセグという検証検証検証があるので、個人的には諦めてます。来初夏のDuoのガラスマ版(Aoba?) を大人しく待とうと。
<どうしてもICS化したい!>
↑のスクリーンショットの中にTimescapeのウィジェットが表示されたXperiaの姿、見てみたいっすw
acroは別としてarc、rayは海外版を焼けばいいんでしょ!的な思いもあって、xdaな方々のお世話になることで行けるんじゃないかな、と。
arc・rayに関しては既にAndroid2.3.4化してる人もいらっしゃるようです。(arcはBootloader Unlockが必須?)
ただacroは上記の理由、ガラスマなのでxdaな面々もたぶん分からず、、でたぶんムリ。。。だと。。
今後のカスタムはBootloader Unlockが必然になると思ってます。SIMロック解除前提となり、更に公式Bootloader UnlockするとSEUSできなくなったりDRMコンテンツ使えなくなったり、メーカー保証(ドコモのではなくソニエリの保証)がなくなったりしますけども。
そういう面ではイー・モバイルから出るSony Ericsson mini(S51SE)は素のSIMフリーなXperia mini(Xperiaロゴ無し)ですので、カスタムには困らないかもしれないです。ただしぶっ壊れた時の壊れ方も尋常じゃないっぽいですけどw
—今後の端末の買い方—
ドコモが販売するモデルで十分な人9割5分くらい?は別として、残り数パーセントな私を含む人たち(!!)は、もう海外モデルを輸入してドコモSIM挿して使うしか無いのかな、と。
ちょうど11/1~パケット定額サービスも10,395円⇒8,190円に値下げしますし、今までよりは導入しやすくなったんじゃないかと思ったりして今回の考察を終わりにします。
前向きな話じゃなくてごめんなさい。。
#画像はX10なんですけど$349.00だそう。rayより高い!w
@kakkun61 さん>
Xi契約は2年縛りあったり手数料が必要だったりと契約に注意は必要ですよね。
L-09とかのデータ用SIMを使えばいいのか!
Xi SIM にすれば海外モデルでも6000円/月程度ですしね。