Expansysさんからお借りしたXperia go(ST27i)。前回の外観編に続き、今回はソフトウェア周りをまとめてみます。
この考察期間にAndroid4.1.2(JB)が降ってきたため、テスト的に入れてみましたので、JB化することでの恩恵などを中心に考察してみます。
フォント周り
いきなりフォントからかよw という声も聞こえてきそうですが、グローバル機で一番目に付くのがフォントなのでここから。
お借りしたXperia goのOSはAndroid4.0(ICS)でした。グローバル版のICSには日本語フォントが入っていないため、DroidSans fallback.ttfが代替フォントとして使われ、いわゆる「中華フォント」となっています。すごーく気になるんでフォント変更のためroot取るという人も多かったのではないでしょうか。
しかし、JB化するとOS標準でモトヤマルベリフォント(MTLmr3m.ttf)が入っていますので全く違和感なく使うことができます。
ステータスバー周り
国内Xperia(はじめからICSなXperiaシリーズ)には通知領域にトグルスイッチが装備されてます。が、元々Android2.3(GB)がAndroid4.0(ICS)になったモデルにはICSの段階ではトグルスイッチは付いていません。
トグルスイッチを付けるためにroot化してきた方も多いと思います。JB化すると国内版Xperia GX/SXと同じ1段表示ですがトグルスイッチが表示されるようになります。
電源メニュー
Xperiaは(確か)GBでも2.3.4→2.3.7にアップデートされた時に電源長押しメニューに「スクリーンショット」がありましたが、ICS化したときになぜか機能が省かれてしまいました。スクリーンショット自体は電源ボタン+音量(小)で撮ることができるため、あまり問題にならなかったような気がします。(というかそもそもスクショをバシバシ撮らないですよね普通はw)
JB化するとこの「スクリーンショット」機能が復活します。やっぱり需要多かったんですかね。
ロックスクリーン
こちらもXperiaシリーズ共通のロックスクリーンです。(ICS版はスクショ撮り忘れたため割愛)
プリインストールアプリ
HD系画面サイズに慣れているとこの3×4サイズが非常に小さく感じますね。
ICSなXperia go
JBなXperia go
日本語入力
JBではPOBox touch 5.4になりました。(ICSはPOBox 5.1) グローバル端末では英字モードと数字キーは切り替え方式となってしまいます。この端末サイズでは文字入力領域が小さいほうが結果的には良かったと思います。
まとめ
JB化は速度的な面、いわゆるサクサク度や全体的なパフォーマンスはJB化することで体感上、上がったと思います。またJB化最大の恩恵は(前にも書いたと思いますが)グローバル端末を使う上で今まで痒かった=root化して痒かったところに手が届くようになったと思います。具体的にはフォントだったり通知領域のトグルスイッチだったり、(体感上の)パフォーマンスだったりが、全て解消されこのままで十分じゃないか?という感じです。
参考までにAnTuTuベンチマークの結果です。スコア的にはほぼ変わりません。(ICS|JB)
またスクリーンショット撮り忘れましたが、JBにはSTAMINAモードもあります。
しかも防水であり、ワイシャツのポケットにすっぽりと収まるサイズはとても良いと思います。急な雨でも気にせず使えるのですから。その他、スポーツする時やビーチ、プールサイドなどで、メインの端末を持っていくのに気が引ける時とかにもSIM差し替えて持って行くなどの使い方がベストな端末だと思います。
ただ、、、やっぱり320×480という解像度でTwitterやFacebookを楽しむにはちょっと厳しいかもです。あまりにも情報量が少なくて、情報端末としてメインで使うにはアレかもしれません。
(本来上に表示されるはずのホーム|つながり・・・がなぜか左脇に登場w)
また、どうしても低価格端末ですから、パネルもXperia Zのような特徴あるパネルではないため、文字の滲みがあったりしてもったいないなぁ、、と。。
通話もプラスエリア対応ではないので、どこかの数字をこねくり回してじぶんのトコがNo.1だぜイエ~イ!と言ってるキャリア並と思えばあまり特殊な環境ではないかもしれませんw
今日時点の価格は21,503円と格安です。今回は(もちろん)試していませんが、Bootloader Unlockしてみるとか、安いので気軽に試してみるには良い端末だと思いますよ。
ということで、このままお買い上げしようかと考え中です。(素) 黄色はホントに良かったので!!