たぶん最初で最後の考察となるでしょう、Xperia PLAY(SO-01D)。しかも2011年10月26日発売の2011年モデルです。一応「D」モデルなんですけどね^^;
ゲームをほとんどしない私にとっては横目で眺めてるだけの端末でしたが、過去発売されたXperiaで唯一所有したことがない「筐体」だったことが自分の中で引っかかってて、ちょうど新品の出物があったので飛びついた次第ですw
Xperia PLAYのあれこれ
(一応)ドコモNEXTシリーズです。withシリーズではありません。(この区分けも今夏のツートップから無くなりましたので死語となるでしょう。なむー)
フルHDやHDのXperiaなんてまだこの世に存在しない頃のモデルなので、当然画面サイズは4.0インチ、WVGA(854×480ピクセル)。ちなみに画素密度は245ppiですって。
私 の知る限り国内Xperiaでは唯一の物理キー4つモデルです。左から「戻る|ホーム|MENU|検索」と並んでます。検索ボタンがある分、キーのサイズ が小さくなりますけど、当時はこの検索ボタンに別の機能を割り当てられるアプリがあって(名前失念)、ものすごく物理キーありモデルが欲しかったのを思い 出しましたw
4.0インチはちょうど手のひらサイズです。実に持ちやすい。なんでメーカーの中の人はこのサイズを出さないのでしょうね。(容量低下のアラート出てる件は後述します)
また、実は重さではXperiaスマートフォンの中で横綱です。175gもあります。けっこうずっしり感があったXperia NX(SO-02D)でも144g、画面サイズで横綱Xperia Zですら146gです。
OSはAndroid2.3.4(Ginger Bread)。先輩のXperia arcはグローバルではAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)までバージョンアップされましたけど、グローバルでも2.3.4止まりです。(確か)
一時期(当時)ソニー・エリクソンがICS化すべく開発したα版がリークしたり、Android4.0版「Xperia PLAY SO-01D」がBluetooth認証を通過していたりしましたが、結局はお蔵入り。。
端末仕様はウィキペディアに非常に詳しく書かれていたので経緯など興味あればご一読ください。(ここではあえてゲームパッドには触れないw)
SO-01D:http://ja.wikipedia.org/wiki/SO-01D
(参考)ドコモ機器仕様ページ:http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product/so01d/spec.html
Xperia PLAYのカスタム(する前に)
すっかりGBカスタムとは縁遠くなってしまっていて一から調べ直しましたw
というかGBのインターフェースに操作方法すらおぼつかない状態。ステータスバーを下ろした通知を1行ずつ横にフリックしてみたりしちゃいましたし、USBデバッグオプションが見つからなかったりww
(設定>アプリケーション>開発>USBデバッグ)
電源ボタン+音量小でスクリーンショットが撮れないとか(電源長押しで「スクリーンショットを撮る」メニューはありますが)、GBってこんなだったっけ?と思いながらひと通り使ってみました。(久しぶりにddms使ってみたw)
えっ??
カスタムする前に、Googleアカウント登録してプリインストールアプリのアップデートをかけただけなのに・・・
そういえば2011年Xperia(arcとかacro、ray)は内蔵ROMが512MBしかなかったですね。なのでmicroSDが必須で、でもアプリによってはSDに移動もできない⇒吟味してインストール、でしたね。
だからroot取ってSDを仮想ROM領域として認識させるlink2sdというカスタムがあったりしたのを思い出しましたw(結局復元するときにいろいろ面倒なことになりそうだったので敬遠した)
この時点で容量を確認すると、、、残り4.51MB。え?4.51MB!!!!!
とりあえず消せるものはけしてみることにしようと。あれ?消せないじゃんw
やっぱりこの時代のXperiaを快適に使うためにはroot化必須ですかね。。(トグルもないし)
rooted
GBのroot化キットを引っ張り出して来ました。(【root】1クリックでrooted♪で使用したツールの最新版)
DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip
しかし最新ファーム(4.0.2.A.0.79)ではroot取れません。何か対策されてしまってた?
気を取り直し、過去ファーム(4.0.1.C.1.21)はこちらにありましたがこれもNG。 http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1689450
更に古い4.0.1.C.0.86を落として一旦flashtoolでバージョンダウン。しかもFlashtoolも0.2.9.1という古いバージョンでないと焼けず。(4.0.1.C.1.21はFlashtoolのver.0.9.10.1でも焼けました)
再度DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zipでトライしてみます。(USBケーブル繋いで音量キーを押してしまうとか。正解は戻るキー押しながらでした。更にZで使用したbeta6ではMTPモードを認識せず旧ver.を使用する必要がありました。)
この状態でやってようやく成功!
正直、ここまでしてrootedする必要はなかったかもしれませんが、なんか悔しかったのでやってみました。
本来のXperia PLAYの使い方ではない話だけしかできず失礼しました。(ゲームほとんどやらないのです)
まとめと感想
XPERIA(SO-01B)、Xperia arc(SO-01C)、Xperia acro(SO-02C/IS11S)までは手に入れてて、さすがにXperia rayはSO-03Cには手を出せずST18iで妥協しつつw、Xperia PLAY(SO-01D/R800i)だけは一度も手に入れることなく、以降のNX、acro HD、GX、SX、AX、Z、Aはひと通り短期間ではありますが「使用」してきました。
Xperia PLAYはゲームパッドを閉じた姿はキワモノではなく普通にXperiaでしたw
ゲームパッドを開くと自動的に横画面となりゲーム選択画面になるところはさすがソニーのゲーム機の側面を垣間見ることができます。
ボタンの押しやすさなどはPlayStationのコントローラとはぜんぜん違うのかもしれないですが、持ってないので比較できず。
でも「みんなのゴルフ2」とかは普通にプレイできました。
この時点ではまだソニー・エリクソンがソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーの100%資本)になるとは誰も想像してなかった中で、こういうコラボレーションが取られていたことは素晴らしいな、と思いました。
これからのXperiaは「One SONY」の下、Walkmanとの融合、Cyber-shotとの融合など、ソニーの持つデジタル家電とXperiaとの融合が更に進むこと、1マニアファンとして楽しみにしてます。
Xperia PLAYを使ってみたことでこういうことに改めて気がつくことができたのは自分にとって非常に良かったと思いました。
もう少しどんなことができるか、使ってみたいと思います。(PS1とかのゲームが出来るとか!?)