ソニーモバイルコミュニケーションズのモニタでお借りしたXperia Z Ultra(SOL24)を使っての考察も残り1週間。そろそろラストスパートです。
国内版Xperia Z Ultraの恩恵はグローバル版ユーザーにももたらされました。それは周辺機器類の充実です。Amazonで「Xperia Z Ultra」と検索すると19,543アイテムもヒットしますし、量販店には数多くのフィルムやケースがところ狭しと並んでいる様は非常に嬉しいです素直に。
そこでちょっとした空き時間を使って訪れた量販店で見つけたちょっと気になったケースと、以前から気になっていたBluetoothレシーバー(SBH52)をレビューしてみたいと思います。
ちょっと気になるケース
個人的に今までXperiaシリーズを利用する上でせっかくの薄型・大画面モデルなのにさらに巨大化させるため、リングストラップのみ装着しケースは見合わせてきました。しかしXperia Z Ultraに限っては手帳っぽく使いたかったこともあってケースを装着して使ってきました。ケースを選ぶにあたってはとくにかく薄いこと、サイド面も極力張り出さないことを条件にi-Beansのケースを使ってきました。(ホワイトはもう売ってないんですね。。。)
このケースでも本体装着するフレーム分は厚くなるのですが、許容範囲内。
でもさらに薄いケースを見つけました!それがこれです。
外枠のないスッキリした(スッキリし過ぎた)ケースです。
どうやって留めているかというと…
そう、滑り止めのシリコンテープだけで固定しているのです。これは目からウロコ!
簡単に剥がれちゃうんじゃない?と思って試してみました。
(ホントに落としたらかなり凹むのでリングストラップをアンカーにして吊るしてます)
Xperia Z Ultra本体とかなりべっちゃり密着し、リアパネルに貼ってあるフィルムが剥がれてしまいそうになるくらい密着してましたので、突然の落下はしなさそうです。
商品はこちら。Xperia Z Ultra各色に加えピンク色がラインナップされています。
毎日取り外しをする自分ですが、今のi-Beansのケースより取り回しが良さそうなことと、クレードルを用いた充電用に加工しなくても良さそう(*1)なので買い換えるときにこのケースを使ってみようと思っています。
*1 初期のi-Beansケースは現行商品と違ってこんな形状をしています。マグネット充電部分はカッターを使って自分で切り欠きました。
巨大なXperia Z Ultraの通話が便利になるSBH52
これ、なかなか売ってませんね。au +1 Collectionとしての発売です。基本的に街のauショップ、もしくはau online shopでしか手に入らないという状況です。(現時点で在庫切れ、次回入荷は2/18とのことです)
たまたま通りかかったauショップにて入手することができたので(ようやく)レビューしたいと思います。
※Xperia Z UltraでなくてもBluetooth接続可能なスマートフォンであれば使えます。
製品情報:http://www.sonymobile.co.jp/product/accessories/sbh52/
SBH52でできること
大きくは3つの機能です。
- 通話(ハンドヘルド:手持ち・ハンズフリー)、着信履歴表示
- スマートフォンからワイヤレスで音楽、ワンセグ/フルセグ音声の再生、楽曲タイトル表示
- FMラジオ視聴
対応アプリをインストールするとメールやSMS通知、カレンダーアラームの通知も可能です。
普段はカバンの中にXperia Z Ultraを入れておいて、このSBH52をポケットに入れておけば最低限の通知を受けることができるようになります。
開封してみた
内容物はこんな感じです。ちょっと見づらいですが、SBH52本体、イヤフォン、充電ケーブル、イヤーパッド、説明書等々です。
外観とサイズ
SBH52のサイズは高さ:約88mm × 幅:約25mm × 厚さ:約8mm、重さは23gです。ちょっと大きめのライターというとわかりやすい?
本体の右側にオーディオ操作のボタン。
左側は音量ボタンと充電用microUSBコネクタ。
背面にはクリップ。NFCのアイコンがプリントされています。
電源は本体下部に。イヤフォンコネクタは本体最上部に。
残念ながら防水仕様ではないため、今日のような天気の日はXperia Z Ultra本体を利用したほうが良さそうです。
初期設定
取扱説明書はこちら:http://www.sonymobile.co.jp/support/use_support/manual/pdf/sbh52_manual.pdf
SBH52本体の電源をONすると機器を探し出しますので、Xperia側のBluetoothを事前にONにしておきます。
端末のNFCアイコンとSBH52のクリップ側のNFCアイコンを重ね合わせるとBluetooth接続リクエストが表示されますので「はい」をタップすると自動的にペアリングしてくれます。
続いてスマートコネクトアプリから推奨アプリケーションのインストールを促されますので、「はい」をタップするとGoogle Playに飛びますので管理ツールアプリであるStereo Bluetooth Headset SBH52をインストール。
posted by: AndroidHTML v2.2
SBH52のいいところはスマートフォンが2台まで着信通知してくれます。仕事用、プライベート用と2台持っている場合など、うまくすれば統合できるかもしれません。(NFC接続しなくても通常のBluetooth接続で機器を検索しペアリングすればOKです)
あとは対応アプリケーションがいくつかありますのでお好みで。
SmartWatch2と共用するアプリがあるようです。このためか分かりませんが、どうもSmartWatch2と同時に使うと接続と切断を繰り返すことがあるのがちょっと残念。
たぶんですがソニー純正ではない3rd Partyアプリが悪さをしているような気もしますが・・・
もう一つ残念なのはSBH52はバイブレータがありません。仕事中など音が出せない(マナーモード)状況では着信にすら気づくことができない可能性があります。これは非常に残念です。
ちなみにこの管理ツールをインストールした直後にSBH52自体の製品アップデート通知があり、ファームウェアをバージョンアップしています。
Xperia Z Ultraは巨大であるがゆえに携帯電話として利用するのに躊躇してる方も多いと聞きます。でもこういう周辺機器を使うことで懸念は解消できるかもしれませんよ。^^