これまで某リンゴ電話の日本語入力：IME(Imput Method Editor)が実はダメダメだったことは、ほとんど誰も何も言わなかったのに、iOS 8でようやくリンゴ製以外のIMEが使えるようになってから急に「変換がダメダメだった」などの枕詞がついてATOKなどが紹介されてるのを（・∀・）ﾆﾔﾆﾔと見ていた私です。
Androidの世界では当たり前だったところにようやく追いついたな、と。
しかし、よく考えれば私のPOBoxへのこだわりは別のIMEに切り替えられるのに標準を使い続けてるということになり、それは某リンゴ電話「標準」の日本語入力を使い続けることと同じなんだ、と今さらですが理解しましたけどもｗ
そんなPOBox、先代Xperia Z2/ZL2から「POBox Plus」に進化。
操作感は大きく変わりました。一言で言えば「非常に分かりやすくなった」と。（細かく言えばきりないくらいにパワーアップしました）
進化した部分は素直に歓迎しますが、POBox Plusに対する感想は「退化」です。ひっそりとオンライン変換が「無かったことに」されてしまいました・・・。
この点をブロガーイベントでも聞いてみたのですが「新しくXperiaを使う方にもわかりやすい操作性を」と「変換候補の最新化」したことから、オンライン変換は不要と判断された模様です。オンライン変換、あまり利用者がいなかったということなのでしょうか。。。
と前置きが長くなりましたが、オンライン変換（ソーシャルIME）は無いと非常に不便なので、プラグインアプリを使って『ひとまず』オンライン変換相当機能を使えるようにしましたので考察しておきます。（実は恨み節は2度目）
ソーシャルIMEとは
ユーザー参加型の日本語入力システムで、通常の変換候補に出てこない言葉、例えば固有名詞や著名人、アニメ用語や旬のキーワード、顔文字などが一発変換できる日本語入力方式です。右の変換結果が今回考察する「scima」という日本語入力プラグインです。
一度使い出すと非常に便利なので、突然無くなると非常に困る・・・
ソーシャルIMEは怖い点も。
変換候補をソーシャルIMEに登録することができます。メールアドレスやパスワードなど誤って(故意に)個人情報を登録するとそれが他の人の変換候補として表示されます。一度登録した情報を削除するのは(たぶん)大変な労力を伴いますので、絶対に個人情報を登録するのは止めましょう。
アプリをインストールする
もちろんPlayストアから。
scimaインストールするとアプリドロワ（アプリ一覧）に表示されます。scimaの特徴はソーシャルIMEに単語登録ができることはもちろんですが、ATOK用の辞書として自分がscimaを利用して変換した履歴をエクスポートすることもできること。（ソーシャルIMEのサーバデータすべてをダウンロードできるわけではありません）
以下の章でscimaを「POBox Plus」から呼び出し、オンライン変換した結果を入力文字として使っていきます。
プラグインを呼び出してみる（使い方）
ちょっと煩雑（シンプルじゃない呼び出し方）になってしまいますが、無いよりマシ！と自分に言い聞かせてますが。
使い方
例：「イングレス」でやってみます。
- 「イングレス」と入力。（確定はさせない）＞あA…を長押し
. - メニューが開くのでスクロールしてプラグイン（拡張機能）にあるscimaを選択
. - 変換候補が出るので入力したい候補を選択すると文字入力フィールドに入力されます。
プラグイン呼び出し方法に一言モノ申す！＞ソニモバ様
繰り返しになりますが、今回導入したプラグインはPOBoxツールバーのボタンにも表示されますが、文字を入力し始めた途端、POBoxツール バーが消えてしまいます。
プラグインを使うには、aA1長押し＞(下スクロール)＞プラグイン(拡張機能)から選択しなくてはなりません。
これまでのPOBox Touchにあったオンライン変換はもうやられないのであれば、
- POBox Plusツールバーを常時表示させる
- プラグインメニューは■■■（メニュー）最上段にする、また並び順もよく使う順にソートする
などの対応を前向きにご検討頂きたいところ。
まとめ
そんなに文句あるならATOKなりGoogle日本語入力に乗り換えればいいじゃん、と。いやいや、これはXperiaを使い続ける「こだわり」なのです。「Xperia愛」なのです！( ´Д｀)ｷﾓｯ
オンライン変換は一度使い出すとこれなしではSNSに参戦できないくらい頼ってしまっています
次期Xperiaフラッグシップまでは開発の時間はこれまでより延びたと思いますので、ぜひともご一考頂ければ。。。m(_ _)m
