今週もXperia関連ニュース、その中心は2月22日~25日まで、スペイン バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2016(MWC2016)関連のニュースが中心となりますが、各メディアなどで報じられた内容をまとめてみたいと思います。
目次
新Xperia登場!日本にも投入されるXperia X Peformance!
ソニー、Xperia Xシリーズ3機種を発表 – ケータイ Watch
これまでのXperia Zシリーズとは一線を画する新ラインナップ「Xperia X」シリーズの発表です。5インチサイズで解像度とチップセット違いの3兄弟です。Xperia XAというエントリーモデル(でも唯一の超狭額(ベゼルレス))、グローバル市場におけるプレミアムスタンダード機となるXperia X、その更に上を行くプレミアムハイスペックなXperia X Performance。
いずれもiPhone 6/6sのようなフロントガラスの四隅の角を丸くしたラウンドエッジ2.5Dガラスとなったこと、液晶パネルの進化により本体色に合わせたガラスパネル色を採用し、イメージを大きく変えてきました。
仕様面では大きな変更はないという意見もあるようですが、それだけ技術的には成熟していることの裏返しだと思います。一歩でも前へ!と開発者は爪に火を灯すように更にその技術に磨きをかけたはずなので、是が非でも手にしたいXperiaです。
日本で発売されるXperia X Performanceを詳細に紹介
ソニー最上級スマホ Xperia X Performance実機写真。メタルと2.5Dガラスが醸す高級感、今夏日本発売 – Engadget Japanese
こちらの記事は写真も多く、その最上級たる特徴が分かりやすくまとめられています。
ちなみに、これまでのXperia Zシリーズではコーナー部分が樹脂製となっていて微妙に色味や素材感が違っていたところ、Xperia X Performanceではついに一体化されたようです。(底面だけ左右1ヶ所ずつ継ぎ目ありますが)これはデザイン的には非常にスッキリしてますよね。でも(グローバル版では)ストラップホールは省かれてしまうようです。これは個人的には非常に辛いかも・・・
Xシリーズの各モデルの特徴を表した1枚の図
ソニーモバイルからこんな資料が公開されています。(残念ながら英語)
The Official Xperia™ Website – Sony Xperia (Global UK English)
写真を撮るとき、シャッターチャンスを逃さない!であるとか手に持った時にも馴染みやすいサイズであったり、電池の持ちは非常に良いよ!という内容です。
Xperia Z5シリーズでシャッターボタンを押してフォーカスが合うのに0.3秒!という触れ込みでしたが、カメラが起動するまでに数秒かかるのでシャッターチャンス逃しまくりでしたが、これがどの程度改善されるのか?とても興味があります。
で、Xperia Zシリーズはどうなるの?
これまで2013年のXperia Zの発売以来、Xperia Z1→Z2→Z3までは順当に性能向上、デザインのブラッシュアップが図られました。
「Xperia Zシリーズの完成形」として発表されたXperia Z4はチップセット(Snapdragon 810)のせいで大コケ、「Xperiaシリーズ究極の集大成」としてデザインテイストを大きく変更したXperia Z5が発表されました。
そのZシリーズがどうやら終焉を迎えるそうです。各メディアによるグループインタビューだったのでしょうか、ソニーモバイル プロダクトビジネスグループ UXクリエイティブデザイン&プランニング・プロダクトプランニングの伊藤博史氏のインタビュー記事が各メディアを通じ報じられています。
『Xperia Z5は最後のZシリーズ、Z6という製品は出てこない』ソニーモバイル伊藤氏が明言:MWC 2016 – Engadget Japanese
【イベントレポート】Xperia Zは5で最後。Xからシリーズ第3章が始まる 〜ソニーモバイル グループインタビューレポート – PC Watch
Xperiaは「インテリジェンス」を持つコミュニケーションツールへ――Xperia”第3章”の幕開け (1/3)
「Xperia X」シリーズから始まる新チャプターとは? – ソニーモバイル・伊藤博史氏に聞く (1) Xperia Xで「第3章が始まった」
このように各メディアが報じていますが、Xperia Xシリーズは「Xperiaの“第3章”の幕開け」とのこと。第1章はSony Ericsson時代、第2章はSony Mobileになり、One Sonyをキーワードにソニーの培ってきた映像・音響技術をXperiaに盛り込んだもの、そしてXperia Xシリーズで新しいストーリーを始める、Xperia Xシリーズはその1stステップである、第3章は全くソニーにない技術も色んなチャレンジをしたいと。
そしてZシリーズはワンソニーの集大成としてのZ5が最後で、Z6というようなものは考えていません、と。
この発言は「Zシリーズは終わるけど」とは取れますが、「別のシリーズは無くXシリーズ一本です」とも言ってないので、もう一段階プレミアムなラインがある可能性も考えられるな、と個人的には思っています。
法人契約が終了した大量のXperiaが流出!?
LTE対応のXperiaが5980円! 中古の特価スマホがアキバで大量販売中
2年縛り上がりのXperia AX(SO-01E)が1000台規模で中古市場に流れてきたようです。某社(たぶんあそこだ・・・)で2年間利用したものが別のスマートフォンに更新されたのでしょう。
そういえばXperia AXも悲運のスマートフォンでした。2012年11月16日に発売されるも、翌年1月にXperia Zが発表、2月9日に発売となり、人々の目は完全にXperia Zに向いてしまったこと、発売当初よりおサイフケータイの不具合も報告され(公式には不具合として改修されることはなかった)、誰からも触ってもらえないデモ機が店頭の片隅に長い間置かれていたのを思い出しました。。
個人的にはXperia AXの海外版Xeria VをCEATEC Japanの会場で一目惚れして買っちゃいました。(もちろんXperia AXもですが)国内版とはちがい、サイド部分がメッキになっているところが非常にお気に入りでした。今では使う事もなくなりましたが、コレクションとしてXperia AXと共に大切に保存してあります。
一人(ひと家族)で10枚もSIMは必要??
IIJ、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」のファミリーシェアプランにおいてSIMカードの提供枚数を最大10枚までに改定
IIJmioといえばファミリーシェアプラン(1契約でSIMが最大3枚まで提供される)は数あるMVNOの中でもIIJmioをチョイスする大きな理由の一つです。月額2,560円でSIMが3枚まで、データ容量は10GBと太っ腹なプランでしたが、このサービスが3月1日から10枚まで利用できるようになります。
複数の端末を使い回すときにSIMカードの抜き差しが不要になる点は非常に良いサービスと思いますが、どう考えても万人向けじゃないですよね。(私の周りだとwelcome!な方が多い気もしますが、そういう方に限って複数のMVNOと契約してたりするので、どこかに整理するならIIJmio一択!となるのでしょうか。
・・・多すぎて1枚くらい無くしてしまう可能性高いので、SIMカードファイルみたいなものも同梱して頂けると大変ありがたいと思います、はい。
これから個人売買でスマートフォンは売りにくくなる??
手荷物で持ち込むのはOKだけど、貨物室で預かるときにリチウムイオン電池内蔵した機器の輸送はNG!となります。これまでオークションなどの個人売買で商品発送する時に送る場所によっては送れない(発送時点で拒否される)可能性があります。
4月からは更に厳しくなりそうなのですが、Amazonなどネット通販でスマートフォンを買う時とか、輸送経路はどうなるのでしょう。鉄道やトラック輸送となって到着に時間がかかるのでしょうか?
来週はどんなニュースが出てくるのか、楽しみです!