【XZ】Xperia X Performanceから何か進化したことはありましたか?→ありました!!

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※この考察はExpansys Japanさんからお借りしたXperia XZ dual(F8332)を使用させて頂いています。

エクスパンシス

11月上旬にドコモ・au・ソフトバンクからXperia XZが発売予定です。ソニーモバイルコミュニケーションズサイトでは2年前に発売したXperia Z3シリーズからの乗り換えをメインにどれだけ進化したかを表しています。そりゃ2年前のモデルに比べたら大きく変わったこと、大いにアピールできることが多いでしょう。

しかし、現時点の最新モデルXperia X PerformanceがXperia Xシリーズの最高機種だと思いこんで購入した人にとっては、真のフラッグシップと言われて発表されたXperia XZにはあまりいい印象を持ってないでしょう。ウワサは確かにありましたよね、4K動画撮影できない→もうソニーは4Kやめるのか?等々。今思えばそこで気づくべきだったかもしれません。。。

今回はXperia X PerformanceとXperia XZ、この半年でどれだけ進化したかをまとめてみたいと思います。

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結論を先にお伝えすると、無理に買い換える必要はない?いや、積極的に買い替えを検討すべき!です。どんな点でそう思ったのか、3つの観点でまとめていきます。

 

カメラはこれまで以上に進化した!

【XZ】カメラがすごい!と言われていますが、本当にすごいのかをXperia X Performanceと撮り比べてみたでまとめましたとおり、カメラは大きく進化しました。スナップ写真撮りまくってSNSにアップする人、絶対買い替え検討したほうが良いです。写りが違います、マジで。ただコンデジなどの持ち歩きの代替として真剣に写真に期待している方にはちょっと物足りない考察だったかもしれません。

あの考察はXperia XZを手にし、設定などもデフォルトのままで、そんなに写真が上手くない人でもそれなりに撮れますよ!そんなに設定をガシガシいじって、ということをせずとも使えますよ!的にしています。

今回からマニュアルモードでフォーカス、シャッタースピード(1秒~1/4000秒)、露出補正(±2.0)が新たに調整でき、これまでのISO(50~3200)、測光モード、追尾フォーカスと合わせて好みの設定で撮影できるようになりました。

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カメラ機構についても従来のGレンズ+イメージセンサー「Exmor RS for mobile」+画像処理エンジン「BIONZ for mobile」はもちろん、イメージセンサー補助として2つのセンサーが追加され、暗い中でもXperia X Performanceとは比べ物にならないような写真が撮れるようになりました。

暗い中で撮り比べてみました。上がXperia X Performance。これまではだいたいこういう感じで撮れていましたが、

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Xperia XZで全く同じ時間に同じように撮影したのがこちら。

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また、手ブレが少なくなったのも歓迎すべき点です。暗所や夜景を撮る時、被写体の近くに寄ってマクロモードで撮影するとき、たまに手ブレが発生していましたが、今回採用されたインテリジェンスアクティブモードで補正できる軸がヨー、ロール、ピッチの3軸からX軸、Y軸を加えた5軸に増え、これまで以上に手ブレの発生を抑えてくれます。

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実際に撮影したものを見てみると明らかに5軸手ぶれ補正が効いているのでしょうか、夜景など暗所を50枚近くXperia X Performanceとの比較撮影しましたが、何枚かピンボケしたXperia X Performanceに比べ、一枚もピンボケ写真がなかったのが印象的でした。

それと、もう一つ気づいたことがあります。結構重要なことですが、連続して撮影していると「本体の温度上昇」でカメラが使えなくなる現象、Snapdragon810を搭載したXperia Z4の頃から発生していましたが、こちら大きく改善されています。

Xperia X Performanceではカメラが落ちることはなくなり、機能制限となり標準的な撮影なら撮影し続けることができるようになりました。これはこれで大きな変化でしたが、Xperia XZ、まったく「本体の温度上昇」メッセージが出ません。何度もテストしましたが本体は熱くなりますが一度も発生せず。

イメージセンサー処理を分けた効果でしょうか、この進化は大いに歓迎すべき点です。

 

 

物理ボタンが押しやすくなった!

Xperiaの物理ボタンは電源キー、音量キー、そしてカメラのシャッターボタンの3つです。このボタンが飛躍的に押しやすくなりました。

特によく使う電源ボタンとカメラのシャッターボタン、押し心地が大きく変わっています。ポケットから出して電源ボタンを押すときの力が小さい力で済むようになったこと、また電源ボタンを押した瞬間に指紋認証されて操作ができるようになったことも大歓迎です。

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これまでは電源ボタンが押しづらいため画面のダブルタップで起動の設定をしていて、これがポケットで誤作動し電池の持ちが悪くなる要因の一つだったのですが、もうダブルタップで起動は不要になったと思いました。

 

シャッターボタンも同じように軽い操作でシャッターが切れる、でも触れる程度でシャッターが切れるわけではなく適度な力で押せるのでシャッターボタンを強く押す=手ブレ化が大きく低減しているんだとも思いました。

 

 

電池持ちも良い!?

レビューの時間が足りないこと、キャリアモデルではないことから、確実に電池持ちが良くなるか?はまだ正直わかりません。ただ使えばXperia X Performanceと同じようにモリモリ電池は減っていきます。

が、スリープ時の電池の減り方は非常に穏やかです。1時間あたり1%程度の減り方です。もっとも、ドコモ版Xperia X Performance(SO-04H)も購入直後の一週間くらいは大人しかったこと、グローバル版Xperia X Performance dualは今でも使わないときの電池の減り方は同じように穏やかなので、キャリア版ではどう劣化変化してるのか、ちょっと興味津々です。。

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(左がXperia XZ、右がXperia X Performance(グローバル版)です)

 

 

早く発売にならないかなぁ~とあと2週間強、指折り数えて発売日を待ちたいと思いますが、電池持ちのよいグローバル版も捨てがたいなぁ・・・

 

エクスパンシス

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