※誤った情報が多々ありましたので全面的にリライトしました。@AndroPlusさんありがとうございます。
ここ数日で2017年Xperiaに関する情報がいろいろ出てきました。さまざまなリークがある中で、当初から判明していたG31xx系、G32xx以外にあと3モデル、計5モデルの存在が確認という話もありましたが、これまでリークされた情報を整理して考察していきます。
以下の修正はAndroPlusさんによる”Sony Mobile、未発表Xperia2機種を国内テスト中。一つはAndroid 7.1.1・Snapdragon 835搭載に“などを参考に書き直しました。
2017年Xperiaの開発コードネームは「樹木」シリーズ
Xperiaの開発コードネームは毎年シリーズ化されたネーミングルールがあります。過去のコードネームは”【コラム】Xperiaのコードネームがシリーズ化されていて面白いのです“として既に考察しておりますが、2012年(acroHD、GXなど)は「新幹線」シリーズ、2013年(Zシリーズ初期)は「温泉地」、2014年(Z2~Z3)は「星座」、2015年は「生花」、2016年は「楽器」と来ていたところ、2017年モデルは「樹木」シリーズのようです。
この開発コードネームはAndroPlusさんのサイトに残されたアクセス履歴、Xperia XZ/X Performanceのカーネルソースより以下の開発コードネームを持つXperiaの存在が明らかになっています。
- Keyaki =ケヤキ(欅)
- Hinoki =ヒノキ(檜)
- Oak=ナラ(楢)
keyaki ・ Hinoki
こちらはAndroPlusさんのサイトへのアクセス履歴のユーザエージェント情報から搭載OS、ファームウェアバージョンなどが確認できているようです。これまでに3つの異なる個体のUA(ユーザエージェント)、ファームウェアバージョンから、日本向けモデルが登場しそうな雰囲気です。
このうちSnapdragon 835を搭載したAndroid 7.1.1の新型Xperiaの存在が確認されており、これがKeyakiもしくはHinokiに該当するのではないか?と想定されます。
- 1機種はSnapdragon 835搭載が確定
- ディスプレイ:Keyaki 5.2インチ(?)、Hinoki 5.0インチ(?)
- Android 7.1.1
Oak:Xperia Xの後継モデルか?
Xperia XのカーネルソースにSONY_OAKというワードが記載されていることから新モデルが判明しました。モデル型名はG32xxと言われているモデルに該当するのでしょうか。グローバルスタンダードモデルであるXperia Xの後継モデルと予想されます。現行モデルに記載されている=新チップセットSnapdragon 653ではない可能性が高いようです。
- Snapdragon 650
- ディスプレイ:不明
- OS:Android 7.1.1(?)
Oakがグローバルスタンダードモデルだとすれば、Keyaki・HinokiはどちらかがXperia X Performanceの後継、どちらかがXperia XAの後継なのでしょうか。そしてKeyaki、Hinoki共に国内向けにテストが行われているとしたら、どちらかはmineo向けのXperia 国内SIMフリー端末になるのかもしれません。
Xperia XA後継と予測されるG3121はプロトタイプモデルの動画がYouTubeに上がってます・・・
https://www.youtube.com/watch?v=3PtFKWwWCnc
Xperia XZを踏襲したようなデザインですが横幅が小さく感じられます。G31xx系はベンチマークサイトの計測結果からチップセットがQualcommではなくMediaTekと伝えられています。
なお、G32xxは(偽装されているかもしれませんが)ベンチマーク結果が出ています。チップセットはMediaTek P20、画面解像度はフルHDとなっています。
“Keyaki”、”Hinoki”、”Oak”のうち、OakはSnapdragon 650の搭載が確実だとすると、”Keyaki”、”Hinoki”はチップセットがSnapdragon835、MediaTek P20のどちらかに該当しそうです。もう少し情報が出てくるのを待ちたいと思います。