2月のMWCにてフラッグシップXperiaが発表されるのではないか?というウワサがネットを駆け巡っています。
まだ未確定情報が多いのでまだなんとも言えませんが、今聞こえてくる情報をまとめてみました。
(これも真贋不明なXperiaらしき”物体”)
フラッグシップはバリエーションモデルが存在する?
Xperia XZ1 Premium、Xperia XZ1 Pro、Xperia XZ1 Plusなどさまざまなうわさが飛び交っていて正直 名前はわかりません。
タイミング的にはPremium相当の5.7インチクラスのフラッグシップ、無印相当の5.2インチクラスの準フラッグシップモデルの発表が妥当と思われます。
気になるのはredditに上がったというこの画像。真贋分かりません。画像検索しても見つけられず。
SO-03K、SO-04K、SO-05Kという3つの型番が写っています。SOはソニーモバイルを、末尾のローマ字はAから始まって年次で更新されていて2017年秋冬=2018年春夏モデルまでが”K”となります。SO–01K=Xperia XZ1 、SO–02K=Xperia XZ1 Compact ですので、もしこの画像のモデルが2018年ドコモXperiaであるなら、型番規則的には違和感ありません。
3モデルと考えると、Premium(フラッグシップ)5.7インチモデル、無印5.2インチ、Compact(小型)4.6インチと考えると違和感ない気もしますが、PremiumとCompactは年1回の発売でしたから、このタイミングでCompactが出るとは思えません。
よって、何らかの別のモデルの登場があるのではないか?と考えられなくもないのかな、と思います。
ちなみにフラッグシップモデルのカラーバリエーションは3色 “Liquid Black”、 “Liquid Silver”、 “Dark Green” だそうです。
New Sony Xperia flagship smartphone will launch in “Liquid Black”*, “Liquid Silver”* and “Dark Green”* in WEU for ~699 Euro. (* more color variants possible; color names are (not necessarily accurate) translations) MWC?
— Roland Quandt (@rquandt) 2018年1月22日
ベゼルレス化は?
先に発表されたXperia XA2 / XA2 UltraはこれまでのXperiaに比べたら十分ベゼル(枠)レス化が進んだな、と思いましたが、2月に発表される見込みのXZシリーズの最新版について気になる情報がありました。
こちらは海外のサイトに掲載されていたSCHEMATICS(図面・回路図)です。ただXperia XA2 / XA2 Ultraは指紋センサーが背面に移って、これが今後のXperiaの方向性という話もありましたので指紋センサーがXperia XZシリーズと同じく電源ボタンに組み込まれているように見えるこの図はホンマかいな、という思いもありますけれども。
一方ベゼル幅という観点では上下も従来モデルに比べ幅が狭くなっていること、左右は横幅いっぱいまで画面が迫っているように見えます。
ベゼルレス化はダメージに弱そうなので、個人的には歓迎モードではないのですが。落としたら一発で液晶にヒビ入るんだろうな・・・
出典:https://www.phonecorridor.com/2018/01/sony-smartphone-schematics-leaked-could-be-xperia-xz-pro/
液晶は有機EL(OLED)化
ソニーモバイル(欧州)は、ロシア系のメディアに対するインタビューで「次のステップはまさに4K OLEDで」という発言をしていること、OLEDの技術者を募集していることなどから、2018年XperiaにOLEDが搭載されるのではないか?という話です。
ですが、今の段階で求人していること、ソニーは2007年に有機EL(OLED)TVを世界で初めて市販していますし、今もBRAVIAのA1シリーズは4K 有機ELモデルを発売中。
Xperiaはソニーの持てる技術をふんだんに組み込むことができる唯一のメーカーですし、2015年には株式会社JOLEDというソニーとパナソニックの合弁会社が誕生、スマートフォン向けに蒸着方式の有機ELパネルを2019年に量産することを目指しているとのことですので、2018年XperiaフラッグシップにOLEDパネルが搭載されることは無いんじゃないか?と思っています。
株式会社 JOLED(ジェイオーレッド)
株式会社 JOLEDは、世界最高水準にある有機EL成膜技術、酸化物半導体技術、フレキシブルディスプレイ技術を武器に、有機ELディスプレイメーカーのリーディングカンパニーを目指します。…
有機EL(OLED)、古くは2011年発売のGalaxy S2が発色のいい「スーパーAMOLEDプラス」として登場したのがわたしの中で一番古い記憶です。青みがかった液晶であったこと、画面焼き付きが起きたりとあまり良い印象はありませんでした。
それが今やiPhone Xでも採用され、個人的には悪い印象だったものを払拭してくれました。
今後に期待したいです。
イヤフォンジャックの廃止
この話の元は、アメリカの連邦通信委員会(FCC)、日本では総務省の技術適合証明を発行するような機関において2018年Xperiaフラッグシップは”PY7-21831A”として申請、承認されていて、ここの PY7-21831A_labelという項目にFCC-IDが記載される場所のイメージ図が掲載されています。これまでFCC-IDはSIMカードスロットのところにラベルが挿入されているため、この位置が従来モデルだとイヤフォンジャックの位置に相当するため、イヤフォンジャックが廃止されるんじゃないか?というものです。
また、12073310-E7V4 FCC Report NFCの5.7 DESCRIPTION OF TEST SETUP(8ページ目)にある表と図からイヤフォンジャックの廃止されると示されています。
I/O CABLESの項番3 USB/HP Jackのところを見て下さい。
USB Type-C / Audio、Audio & Charging Cable と記載されています。そしてそれを表す図がこちら。
iPhone 8のような二股ケーブルが同梱されるようになるのですね、きっと。
わたしはもともとこちらのBluetoothレシーバ+ノイズキャンセリングヘッドホンを使っていて、こちらで考察しましたとおり非常に満足してるので、音響的にはあまり気にならないですが、実は大変困ります。(どっち!!w)
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン MDR-EX31BN : カナル型 Bluetooth対応 ブラック MDR-EX31BN B
Xperiaはここ数年ストラップホールが無くなってしまいました。でもなんとしてもストラップを装着したくて今はこの”Pluggy Lock”をイヤフォンジャックに差し込んで、ここにストラップを装着しています。
【日本正規代理店品】Pluggy Lock イヤホンジャック装着ストラップホール Pluggy Lock + ストラップ付 クロム + Wrist Strap PL-Ambassador Chrome
これができなくなると正直しんどいです。ウワサはウワサであって欲しいです・・・
MWC2018はバルセロナで2018/2/26-3/1に開催されます。ソニーのプレスカンファレンスは2月26日(月) 8:30(日本時間 2月26日(月)16:30~)です。
この日までにさらにリーク情報が出てきて、当日は答え合わせになってしまうのでしょうね。いずれにしても今回発表されるモデルは国内販売が予定されるモデルですので、非常に楽しみです!
新たな情報が出てきたら追記もしくは新たに書きたいと思います。
ユーザーの期待を見事に裏切る素晴らしいコンセプト
レトロでおしゃれな平成10ケタ台を彷彿とさせるデザインセンスの良さ
売れる理由
①フラッグシップにしてはメモリを最小限に抑えた、CPUも一切の妥協なしにコストを追求。
②中韓のフラッグシップ機にはある性能、デザインをことごとく裏切る素晴らしいコンセプト。
②部品が見事に収まった腹の膨れた紳士的なデザインは万人受けすること間違いなし。
③イヤホンジャックのない先進性、先見性は目の付け所が素晴らしく、ないことを望んでいるユーザがいかに多いかを物語っている。
④USB接続のイヤホンジャックはUSBソケットがゆるゆるになりやすいのですぐに抜けてしまう、よって刺したままカバンなどにいれておくとソケットがすぐにダメになってイヤホンはおろか充電さえも満足にできなくなってしまうというデメリットはあるが、それにも増して何かメリットがあるかのように振る舞うソニーの姿勢に大いに惹かれる。
⑤重量が重たいので多少持ち運びに苦労しても、写真を撮る一瞬のために普段から重さを我慢させるほどのメリットがある。それは撮影が下手な人でも手ぶれせずに安定して撮影できることだ。
⑥腹が膨れていることから連想するバッテリーの高容量化。ソニーならば10000mAくらいの容量を連想させるという、副次効果を狙ってのものだ。
以上、技術のソニーを絵に書いたようなエクスペリアの現状をお伝えしました。
[…] の言及もないのですが、画像を見る限りイヤフォンジャックが有るのか無いのか、まだ分かりません。(がFCCに掲載された簡易図を見る限りイヤフォンジャックレスが妥当な気もします) […]