ドコモXperia XZ3(SO-01L)を発売日からおよそ1ヶ月、無事に何事もなく使い続けることができました。この1ヶ月で気づいたことなど、機能を中心にレビューしたいと思います。
電池持ちはどうだった?
正直良くないです。といってもそれなりに使いまくってますので仕方ないと思っています。
この判断をしたのは、歴代Xperiaを使ってきたときの通勤経路・時間帯はずっと変わっていないので、これがわたしのベンチマークになってまして、100%スタート→会社到着する1時間40分の間で残り78%が基本となっています。
80%ではなく78%。細かいですが、78%なのですw
歴代Xperiaは、使い方もインストールアプリも設定もほぼ同じ、電車の中ではtwitterを始めとするSNS三昧、そしてSmartNews閲覧。これで78%前後になります。
残りが80%超えると「お!今日は調子良いな~」となり、75%を下回ると「なんかおかしい・・・」。って健康バロメータかよww
ただ、バッテリー容量は歴代Xperiaでそれぞれ違うわけで、 3230mAhと比較的大きめなバッテリーだったXperia XZ Premium(SO-04J)でも同じ水準で、これは画面サイズと解像度が4k(2160×3840)、5.5インチだったからかなと思ってまして、対するXperia XZ3の電池容量 3200mAh、クアッドHD+(1440×2880)、6.0インチですが、Xperia初のOLED(有機EL)で電池消費も少ないと言われていながら同じ水準ということは、さして良くないのかなとも言えるため、冒頭の感想「あまり良くない」になるわけです。
そして職場到着後も移動は基本上下階の移動のみで、常にアンテナピクトは4本立っている環境ですが、画面は消灯していてもなかなかな勢いで電池が減っていきます。
昼休み時点で60%を下回ることもあって、帰宅まで心許ないと思ったときは追い充電してます。できるだけ継ぎ足ししたくないんですけども・・・
電池持ちの悪いと言われる理由にアンビエントディスプレイ機能(*) が挙げられますが、使い勝手を犠牲にしたくないのでONにしています。でもやっぱりちょっとバッテリー持ち良くないので、やっぱりアンビエントディスプレイ機能をOFFにしてみようかなぁ・・・
(*)アンビエントディスプレイ機能:画面オフ(端末がスリープ状態)のときでも画面の一部が点灯して通知や再生中の音楽、写真などを低めの輝度で表示し続けるという機能
2018.12.12追記
アンビエントディスプレイ機能をOFFにしてみましたところ、一日余裕で電池が持つようになりました!
(左はいつもどおり使って出社直後のバッテリー残量78%w、右はアンビエントディスプレイ機能を切って一日余裕で電池が持ったという結果)
アンビエントディスプレイ機能設定方法
設定>画面設定>詳細設定>ロック画面の設定>アンビエント表示>OFF
指紋センサー
これはもう完全に「慣れ」です。
毎日何十回も押すわけで、自然と指が覚えてくれます。今では何の苦労もなくロック解除できてます。
たまに机の上に置いてある状態で上下を間違えることがありますが、上下逆さまでもセンサーに触れられればロック解除できますので、案外指紋センサーによるロック解除の精度は高いと思います。
次期Xperiaは再び指紋センサーが側面に移動するというウワサもありますが、個人的にはもうこのままでもいいかな・・・
電源ボタンは押しにくい
ソニーモバイルの宣伝ツイートで電源ボタン2度押しでGoogleアシスタントが起動します、便利ですよ!って言ってます。
Xperia XZ3の電源ボタンをダブルタップすると・・・
“Googleアシスタント”が起動するんです!
「OK Google」と話しかけなくても大丈夫。
お手元のXperia XZ3でお試しください♪#Xperia #XZ3https://t.co/J1WnQv5R42— Xperia(Japan) (@xperia_japan) 2018年12月10日
が、電源ボタンが小さくて、しかも硬くて押しにくいということ、中の人ご認識でしょうか?さらに保護ケース使っていると押しにくさMAXになります。
ケースストアも大々的に宣伝してますけど、設計段階でケースに入れたときのボタンの操作感は確認してるのかな、とちょっと疑問。
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新機能① サイドセンス
これ、大変重宝してます。
これまでSwipePad一択でしたけれど、いつの間にかGoogle Playからひっそりと姿を消してしまいました。そしてその代替としてフォロワーさんや考察ブログのコメントで教えて頂いたPie Control-Swiftly Switchを使っていました。
Pie Control-Swiftly Switch、うまく設定することでSwipePadと同等の機能をすべて実現できましたよ。
(左:Xperia XZ PremiumでSwipePadを。右:Xperia XZ3でPie Control-Swiftly Switchを設定)
でも、せっかくの新機能ですし、そもそもXperia XZ3はサイドセンス機能を買ったようなものでしたので、意を決してサイドセンスのみ使うようにして2週間強、すっかりサイドセンスのみの操作にも慣れました。
ただやっぱりPie Control-Swiftly Switchなどの3rd Party製品のほうが機能が上です。サイドセンスの満足してる点、不満な点は別の考察にまとめたいと思っています。
新機能② スマートカメラ起動
残念ながら機能OFFにしました。
ポケットから取り出して横に構えるとカメラが起動し、画面タップすると写真が撮れるというシロモノですが、私の使い方では不要にカメラが起動するという事象になってしまったためです。
買ってよかったです、Xperia XZ3!
電池持ちが残念なのがXperiaの悪しき習性(!)ですが、なんだかんだ言って所有欲を満たしてくれるXperia XZ3です。Googleレンズも実装されました、全く使っていませんがw
でも新機能への対応力はSO-01Bの頃を知る者としては隔世の感があります。すごく頑張ってると思います。だからもっと売れて欲しい・・・
今、HuaweiやZTEといった大手中華メーカーが苦境に立たされています。安かろう悪かろうだった中華Androidスマートフォンが今やトレンドを作る側になってきていましたが、このような状況になるとやっぱり安心して使えて、海外での販売実績も豊富で世界中にファンがいて、OSアップデートにも追従できる技術力あるXperiaが安心安全なスマートフォンであることを改めてアピールしてほしいものです。
今頑張らないでいつ頑張るの?と思います。
これから日本国内のスマートフォンの販売方法も大きく変わっていく中で、フラッグシップXperiaだけでなく、Xperia XAシリーズ(普及機)をSIMフリー市場に投入し中華Androidを駆逐する!といったドラスティックな戦略をぜひとも展開してシェア挽回して、こんなスライドをまた見せてください。切に願います。
この機種が気になっていたのですけど、やっはり電池もちが良くないなら買い替え候補からは除外かな…
待ち望んだXPERIAで機能的には不満はありません
アンビエントディスプレイは使用していないせいか電池持ちも許容範囲です。
所有欲も満たしてくれる逸品だと思うのです。
が、一つだけこれだけはいただけない。
フレームから背面パネルが浮いてしまいました。
無念です