【2.2】FreeX10 beta3 状況報告

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ということでFreeX10 beta3の常用始めて2週間弱が過ぎました。自分の結論は「このまま常用できる!」です。
途中CyanogenModで通知領域の強化したり(まだスポットライト現象は完治してませんが、カスタムプルダウンバーを使わなければスポットライトにはならないのでひとまずこれを暫定対応とし、次に行くことにしましたw

以下にこの2週間の状況と更なる常用に向けた更なる施策を考察します。

(参考:常用に向けたエントリー)

◆「常用できる!」理由◆

  1. 不意に落ちたりしない?
    ⇒この2週間で勝手な再起動、怪しい動作は一切なし。超安定してます。
  2. 電池の持ちは?
    ⇒自分の使い方では2.1と差はなくなりました。中間報告でエントリーした魔法のn行適用前後でバッテリーの持ちは変化しました。魔法のn行適用後は、2.1時と同じ使い方で同じだけ減りました。部分起動ロック等で何かのタイミングで急激に減ることはありましたが、純正romでもあったことなので、致し方のないことと思って自分で再起動してました。
    (根本対策じゃないですけれど・・・)
  3. 魔法のn行(適用後10日)の成果は?
    ⇒↑のとおり、2.1romと同じ状態になりましたので、自分的には効果があったと思います。
  4. SPモードメールは使える?
    メール通知 (Free)がちゃんと機能してくれ、ほぼリアルでPushしてくれます。途中SPモードメールの不具合で遅延等ありましたが、これはイレギュラーケースとします。ただ、手動でメールを受信してしまったとき、SPモードセンター側(docomo側)で手動受信したことが検知できてない?ため、通知があってSPモードメール問い合わせをしても空振ることが何度かありました。これはアプリではなくdocomoセンター側の問題として判定基準からは外しています。
    ⇒xRecoveryで下記ファイルを適用するとPush配信できます。
    ◆FreeX10 beta版
    http://www1.bbiq.jp/file-g/xperia/sp_push_freex10.zip
    ◆CM6.1.3版
    http://www1.bbiq.jp/file-g/xperia/sp_push.zip
    ※ちなみに違うバージョンを適用するとブラウザがスクロールすると真っ白になる、アプリケーションの管理画面で表示が乱れる、電話帳の表示が乱れる等の不具合があります。
  5. 静止画・動画について
    ⇒この2週間で利用する機会はなかったのですが、どちらもテスト撮影し、再生も問題なかったことからOKとしています。

◆常用に向けた強化策◆
最近は更に色々なカスタムROMが出てます。でもdocomoROMにそのまま当てられない(Global版2.1にする必要がある)ので、今までみたいに単純にxRecoveryでdocomo2.1に戻すようなことができないため、ちょっとだけ躊躇してます。(また別考察としてこれはやるつもりですが)
そんな中、xdaのGlobal版ベースバンドで稼働する新カスタムROM(CM 6.1.1 Tweaked and with Extras)がサクサクヌルヌルで、そのbuild.propを抜き出すとFreeX10 beta3でもヌルヌル度アップ!とかRuns on Cyanogen 6.1.1 & FreeX10 ~ Cyan Extreme v1.2で電池持ち改善!なんて声がありましたので、これを参考に以下の改修をしましたので合わせて考察しておきます。

準備するファイルは上記からDLして下さい。
(作業手順)

  1. CM 6.1.1 Tweaked and with Extrasからbuild.propを抜き出す
    (1)DLしたzipファイルを解凍。CM6.1.1GSsystemにあります
    (2)メモ帳を開き、build.propファイルをドラッグする。(build.propをダブルクリックしても関連付けしてないと開けない)
    (3)文字列より以下部分をコピーし、別のメモ帳とかに貼り付けておく
  2.  

    wifi.supplicant_scan_interval=180  →元ファイルを置き換え

    ro.telephony.call_ring.delay=1000
    windowsmgr.max_events_per_sec=260
    dalvik.vm.heapsize=36m →元ファイルを置き換え(この数値がいいかはビミョー)
    dalvik.vm.execution-mode=int:jit
    mot.proximity.delay=100
    ro.product.multi_touch_enabled=true
    ro.product.max_num_touch=2

    (4)抜き出したものを元のbuild.propに追記、置換する。
    RootExploreとか用いて元のbuild.propをPCへ。PC上で上記定義を追記。(追記サンプルはこちら)
    (5)置換したファイルをXperiaに戻し、パーミッション変更

    (6)再起動

  3. Runs on Cyanogen 6.1.1 & FreeX10 ~ Cyan Extreme v1.2適用
    (1)そのままのテーマでよければxRecoveryで適用
    (2)デザインを変えたくない場合は現在使用中のframework-res.apkを置換
    -1 CM_6.1.1_Cyan_Extreme_v1.2.zipを7-zipで開き、CM_6.1.1_Cyan_Extreme_v1.2.zipsystemframeworkに置換元のapkをドラッグし、apkファイルを置換
    (3)xRecoveryで適用

強化策についてはまだ当てたばかりなのでこれから測定していきますが、速報レベルで言いますと、SPモードメールはサクサク動いてます。(自分でmax100件と件数制限してるのとアプリのバージョンアップのせいもあると思いますが)電池の持ちは検証中です。

いろいろ楽しみながらやっていきたいと思ってますので、良かったら試してみてください。

 

14件のコメント


  1. […] 【2.2】FreeX10 beta3 状況報告<常用に向けた強化策含> […]


  2. こんばんは。
    参考にさせて頂きました。
    build.propについては、サンプルをそのまま適用させて頂きました。
    サクサク感が堪りません。 これはもう2.1には戻ることが出来ませんね^^

    「Runs on Cyanogen 6.1.1 & FreeX10 ~ Cyan Extreme v1.2」についても、「BlueGlowHoneycomb」のframework-res.apkを抜いて、正常に移植できました。
    Extremeの気に入らなかった部分(ロックスクリーンの部分)もこれで解消出来ました。
    ありがとうございました。


  3. そうなんですね;;

    とりあえず記事を参考にさせていただきながら魔法の14行だけ追記してみました。こっちはいい感じです。


  4. @tomo さん>
    良かったです!
    電池持ちは使ってるアプリとかアプリの数、特に通信を伴うアプリ(天気系とかGPS系)の有無、設定によって大きく
    左右されます。
    この対策をしたからといって誰もが改善する訳ではありませんこと、ご承知おきください。m(__)m


  5. @tomo さん>
    framework-res.apkは「7-zip」上で上書きします。どういう手順で何を上書きされたのでしょうか?7-zipはお使いですよね?

    CM_6.1.1_Cyan_Extreme_v1.2.zipを右クリック>7-zip>開く>system>(ダブルクリック)>framework>(ダブルクリック)>framework-res.apkまで開いたら上書きするframework-res.apkをドラック&ドロップ>「書庫に追加しますか?」>OK>7-zipを閉じる。(☓で閉じる)

    この手順踏まれてますよね?


  6. Androidシステムなどがどんどん停止して、最後はフリーズで。上書きでいいんですよね?


  7. Runs on Cyanogen 6.1.1 & FreeX10 ~ Cyan Extreme v1.2適⽤

    の(2)をやったんですが、置き換えたとたん不具合多発で置き換え前にもどしたんですが、置き換える以外にやることあるんでしょうか?詳しく教えて頂ければ嬉しいです


  8. @SNG さん>
    Miren browserが原因でxperia自体がおかしくなるのは実は既知の問題だったりします。
    自分は使ってないのでどうなってしまうのかは分かりませんでしたが、したらば掲示板ではそう書かれております。
    よろしければ確認してみてください。


  9. はじめまして。色々参考にさせて頂いています。
    前の常用化の記事を参考に当方もbeta3入れて、それなりに安定稼働してましたが、マーケットからMiren browser入れた途端にgoogle提供のクラスでエラーが多発し、使い物にならない状態になりました。
    →結局xrecoveryで2.1に戻しました。

    こちらの環境問題か、FreeX10の問題か、ちゃんと切り分けてないですが、まだ、常用は難しいかと。