既に様々なニュースサイトやブログなどでも見た方も多いと思いますが、2012年上半期に発売されるであろう2012年Xperiaシリーズのうち、従来より海外専売モデルであるミドルレンジクラスのXperia2機種がMWC2012(Mobile World Congress 2012)において正式に発表となりました。
これは従来のXperia neoシリーズ、miniシリーズの後継とされるスマートフォン(だと思います)です。
SONYサイトの画像を3つ並べてみました。左からXperia P・Xperia S(NX)・Xperia Uです。こうやって見るとサイズこそ違えど全部一緒にも見えるww
◆3モデルを比較してみる◆
これら3機種の形状はほぼ同じ「逆かまぼこ型」でパッと見のサイズが違うだけだと思ったらそうでもなく、中身にも結構差があることが分かりました。いろんなサイトにスペックなどは記載あると思いますので個人的に気になった特徴的な点をまとめてみます。
従来モデルの解像度はST系を除き854 x 480サイズでした。2012年モデルでは3機種とも解像度が違うという点が特徴の一つです。
◆進化した液晶パネル◆
今日一日Xperia NXをいつものように通勤途中、勤務中と使ってみました。そこで凄いことに気がついてしまいました。。。それは・・・
本当に高精細であること、また2011年モデルに比べてコントラストが上がったのか発色が素晴らしく、白色はより白く、黒ははっきりとした黒色に見えるのが非常に印象的です。これがまた屋外においても実感できるという驚きの液晶パネルです。
思えばXperia(X10)からXperia arcへ移行した時にもクリアブラックパネルにぶっ飛びました。今までの奥まったところに見えていた表示画面がガラスの直下で見えることの驚き。
今回のXperia NXの液晶はこのぶっ飛びに匹敵、いやそれを上回るくらい衝撃的です。展示機では何度も見てたパネルでしたが、今日一日使ってみて屋内では感じられなかったこの感覚、一度気づいてしまったらクリアブラックパネルが不満に思えてくるかもしれませんよ。
◆解像度について◆
同じ液晶パネルの大きさで解像度が上がるということは、ドット1つのサイズが小さくなってより表現力がアップする、というのが個人的な理解です。
今回、XperiaフラッグシップなNXで体験してしまった高解像度、Xperia PではNXよりは若干落ちますがそれでも2011年モデルに比べれば上がっていますので、(しかも画面4.0インチですし)こちらも非常に楽しみです。
Xperia Uに関しては従来と同じ854 x 480ですので壁紙などもそのまま流用できますし、1画面の表示量も変わりません。デュアルコアCPUを搭載することで今までよりもサクサク動作することは間違いないと思ってます。
◆手のひらサイズが好き◆
Xperia PはX10と同じ4.0インチパネルなモデルです。これにはXperia NX以上のパネル=WhiteMagicパネルというものが採用されています。
WhiteMagicとは、通常の画素(発色)がRGB方式なのに対し、W(ホワイト)を追加して画面全体の明るさを向上させるという技術。デジカメにも採用される(採用されてる?)もので、SONY独自の技術となります。SONYのニュースリリースはこちら。
明るさを向上させる反面、消費電力が絞れる特徴もあり、電池の持ちにも(多少)期待したいところ。こういう新技術を早々に適用してくれるのは非常に嬉しいニュースですね。Xperia NXでさえ満足してるのに、、、
またサイズ的にはXperia neoVのインプレでも書きましたが、満員電車に揺られているときに使うサイズとしては3.5インチはちょうどいい大きさでした。でもneoはクリアブラックパネルではなかったことが唯一の不満で、でもあのサイズは非常に使い勝手の良いものでした。
今回発表されたXperia UがneoVの後継にあたるのかと思いましたが、型番的にSTなのでXperia mini系統なんですね。。
ブロガーイベントでも世界的にパネルサイズの大型化が進んでいる、ということでしたので、mini系も3.5インチに、neoも4.0インチに大型化してるんだと思ってます。
今回両モデルとも2012Q2(4~6月)に発売されるようです。発売直後にAndroid4.0へのバージョンアップも実施される見込みです。
残念ながら日本国内投入に関してはアナウンスはありませんが、もしかしたらXperia rayの後継としてXperia Uが投入されたりしないかなぁ・・・なんて考えてしまいます。(個人的にはXperia Pが出て欲しいですけれど・・・)
◆質感向上◆
Xperia NX(S)のデザインに未だ違和感を覚えます。でも今回の発表でなんでこうなったのか、こうしたかったのかが理解できた気がします。それは背面のパネルがアルミ製なんだそうです。何となく金属チックなデザインだなと思ってたのがコレだったのかな、と。
どうせなら金属チックなシルバーをチョイスしたいところです。(ホントは白がほしい・・・)
◆Hayabusaの出現なるか!?◆
今回のプレスカンファレンスにてXperia ionというLTEモデルのグローバル展開についてもちょっとだけ言及された模様。今はLT29 米国AT&T専売モデルとして発表されましたが、こちらもLT28iというコードネームの端末が今夏に向けて準備が進められているようです。
ドコモではいつ頃に発表してくれるのでしょう。プレスリリース7月、発売8月くらいになるのでしょうか。(rayと同じくらいのスケジュールを想定)
まだまだSONY(ソニエリと呼びたいけど)からは目が離せそうもありませんね♪
個人的にはXperia Pを買います絶対買います何か手放しても!www
[…] シリーズの中核をなすNXTシリーズと呼ばれる海外専用端末です。(スペック等はこちらで考察) […]
はじめまして、こんにちは。私も Xperia P がベストサイズだと思ってきになっています。
たぶん、ドコモからは出るとしても U のように思います(Rayの後継として)。そうなると P を個人輸入するしかないですが、、、気になるのは P を輸入したとして、ICS へのアップデートは可能なのでしょうか?
こんばんは!
僕もPが欲しいです(^^)
NXの契約許してもらえなかったので、グローバルモデルのPを考えてます。
WhiteMagicDisplayのXperia、魅力的です!
初めてのグローバルモデルで、購入方法に手間取りそうです(^^;)
もし良かったらご教授願いたいですm(_ _)m
shogun3様と同じくXperia Pが個人的にも欲しいですね。
やはりサイズ的にはX10がベストで、
あまりに大きすぎるのは携帯端末としては使いづらいと思っております。
Xperia Pを購入後のメイン端末としての仕様の考察を楽しみにしております。