【コラム】Xperia GX・SXタッチ＆トライイベント見学

こちらの公式ニュースリリース『Xperia™ GX』、『Xperia™ SX』 タッチ＆トライイベントのお知らせにあります通り、6/11～6/17まで銀座ソニービルで開催されていましたのでちょっとだけ覗いて来ました。

端末自体に関しては既にスマートフォンラウンジで体験して考察してますので実はあまり見てませんｗ

このイベントの楽しいところはソニーモバイルコミュニケーションズの中の人との会話ができること。今回も舞い上がってしまってあまり聞けなかったのが残念ですが、記憶をたどってみたいと思います。

(本日公式発表されたXperia acro HD(IS12S)のICS版も展示されてました)

 

 

◆イベントの模様◆

毎度のことですが、このXperiaの世界観はここでしか体験できません。

撮影には厳しい光線状況ですが、今回もこのような形でイベントが行われています。初日の午後ということでガラガラを想像してましたが意外とギーク(来場者)がいてちょっと驚き。スーツ族はあまりいなかったけどｗ

まず目に入るのが画面中央から右にありますタッチ＆トライコーナー。その奥にXperiaのプロモーションムービーが流れています。音響もバッチリ！また壁側には各種機能の説明コーナーになっていて説明員を配してデモや機能の説明を行なっています。

すっかり見落としてしまいましたが、電子書籍アプリ「Reader」の体験デモ（Xperia GX・SXにプリインストール)もあったみたいです。

せっかくなのでXperia PとXperia SXを並べてみました。SXはやっぱり小さい！

幅も微妙にSXのほうが細いですね。画面の解像度はどちらもqHDなので表示できる広さ(?)は同じ。CPUはXperia SXのほうがちょっと上(かな？)。

でも質感はやっぱりXperia Pのほうが数段上と思いました。

ちなみに、Xperia acro HDの時はおみやげ(Xperia acro HDを使いこなす」みたいな書籍)ありましたが、今回は何も無し。発売日もまだ発表されていませんしね。今までタッチ＆トライは発売直前に開催してたのに今回のタイミングはどういう意図があるのかちょっと不明。。。

Xperia GXのスマートドッグの展示もありました。今、Xperia PのSmartDockが欲しくてたまらない自分には(違う製品のものだけど)実機を見られて良かったです！Xperia acro HDの標準添付品とは質感も全く違って高級感漂う作りにXperia P用のを購入することに決めました！！

Xperia PもXperia GXも端子にカバーついてないので、帰宅したらそのまま差し込めるようになってます。でもケースつけたらDockにはまらないかもですが、自分は裸族なのでOKですｗ

ここの説明員の方にXperia P見せたら「持たせてもらってもいいですか？」って言うのでお渡ししたら痛く感激してましたｗ

どうもオープンから3時間くらいの間に「Xperia Pは日本で発売しないんですか？」って聞かれたらしいです。

 

 

◆Xperia acro HDのICS版見つけた！◆

会場入って中央のスペースの一番右側(というか右の面)にひっそりと置いてありましたIS12S。

今回は端末の後ろにテプラで製品略称が書いてある。自社製品なのに間違えることあるのかな、、とか思ったりして。(覚えきれないほどはたくさん発売してないですよね、ソニモバさんｗ)

それはさておき、IS12Sのアップデートに関してもフリップが用意されていて、ちゃんとau版のものになってます。

なんでSO-03Dはアップデートの情報出ないのか？と聞いてみたら、auよりドコモのほうがプリインストールアプリの数が半端なく多くて、まだ検証中らしいです。auはシンプルゆえ早く発表できたそうです。

そしてとても残念なお知らせが。

2012年Xperia(S、P、U、NX、ionかな？)のAndroid4.0.4にアップデートされるモデルには通知領域のトグルスイッチは付かないみたいです。

右のように従来通りのシンプルな通知領域になります。(左はXperia GX)

よく見たらファームウェアのバージョンも2.3.7up to 4.0.4は「6.1.D.0.150」に対し、初期4.0.4は「7.0.D.0.23」

同じOSでも全く別管理のようです。説明員の方も「あ、ホントですね」みたいな感じでぜんぜん重要視してないらしい。すごく残念。

Xperia GXの国際版出たらroot取ってSystemUI.apk抜いて移植すれば行けそうな気がしますけどね・・・って移植する側もrootedでなきゃいけないということは、、、ドコモXperiaは移植も難しいのか・・・orz

Xperia SとかPは何とかなりそうな、そういう意味では楽しみですｗ

 

 

◆説明員の方との雑談◆

これが今回の訪問の目玉。どの人に聞くのが一番いいのかを考えて、一番いろいろ知ってそうな方(前にもいらして話聞かせて貰った方)を捕まえていろいろ聞かせて頂きました。

• 2012年Xperiaは日本発なモデルが多いですね。ソニモバになった影響ですか？
  ⇒ そうではない。globalで売れるモデルを国際版化してる。日本はXperiaのブランド戦略が成功してる数少ない国の一つであり、日本で売れた端末(acro HD)を海外版として必要な機能を取捨選択(FeliCa⇒NFC化、ワンセグ、赤外線ｲﾗﾈ)し、製造コストを下げて販売しているに過ぎない。
• Xperia SXはXperia rayの後継？
  ⇒日本の開発者は小型端末が大好きで、rayもSXも日本発のモデルである。
• 2011年Xperia→2012年Xperiaは機能が大きくぶれてるように思えます。バッテリー、SD等々 acro HDはその最たるモデルでは？
  ⇒必要な機能をニーズに応じて実装してるのでブレてるわけではない。確かにacro HDは過渡期(?)かもしれない。
  (と言われてましたが、NXTシリーズ(S、P、U)あたりとそれ以外ではバッテリー、SDの仕様が全く異なるのでいろいろトライ＆エラーしてると確信)
• Xperia NX、非常に寿命短かったですね。
  ⇒あれ？もう売ってなかったでしたっけ？ｗ
  販売に関してはメーカーが用意した中からどれを売るかを決める。今回もacro HDの発売は既に決まってて、でも「つなぎ」としてドコモがXperia Sの国内版を欲した。だからacro HD発売までの短期間で売り切るくらいの少数しか生産せず早期終息した。
  Xperia Sは海外では非常に好評で、globalでは引き続き販売を続ける。
  ちなみにauからはガラスマしか売らないと宣言されてるので、今後も方針が変わらなければXperiaもガラスマしか売らないだろう。

  ・・・さっき製造コストを下げる、と言ってたのにXperia NXにはNFCを外したりとグローバルで見た時のコスト削減とは逆の動きに見える・・・

 

ぜひ足を運んでXperiaの世界観を体験して下さいね！