Xperia AXでは初版のリリース以来ずっと愛用していたカスタムツールであるcubemod。いよいよXperia Zに対応しました!
Xperia Z SO-02E 10.1.D.0.343 用の #cubemod 0.4.0.3 をアップしてみるテスト。 cwm-cube-mod-z343-0.4.0.3 http://t.co/slsXCLr92m
— キューブキューブ (@cubeundcube) June 28, 2013
cubemodって何?って人も多いと思いますので簡単に言いますと、今までframework-res.apkやSystemUI.apk、framework.jarなどシステムファイルを改変して実現していた機能、例えば日付表示(日付や曜日表示(しかも2段表示)、通知領域の透過化、電源長押しで再起動メニューを表示したりが、なんとCubeMod設定アプリから設定でき、かついちいち再起動しなくても設定が反映されるというスグレモノです。
これは導入しない手はない!と早速導入してみました。
※本cubemodはrooted、かつCWMが必須です。(TWRPでも使えるかもしれませんが未確認です)
前提確認
このcubemodはファームのバージョン指定があります。2013.6.28リリース版の対応バージョンは「10.1.D.0.343」(最新)です。バージョンが違う場合は(きっと)ブートループしますのでご注意ください。
また冒頭書きましたとおり、root化されていること、CWMがインストールされていることが前提です。お約束事はもうそろそろいいですよね?^^;
導入方法
※何はともあれバックアップです。CWMやTitanium Backupでバックアップを取ってから導入してください。
cubemodのダウンロード
- cwm-cube-mod-z343-0.4.0.3 http://sdrv.ms/17HisEk
また、(これがこのcubemodの最大のメリットだと個人的には思ってますが) リカバリ用ファイルも必ず落としてください。この2つはセットで保存しましょう。
- cwm-cube-mod-z343-0.4.0.3rec http://sdrv.ms/17HiA6H
このリカバリ用ファイルはmodで差し替えたシステムファイルをデフォルトに戻すファイルです。不調と感じた時、ブートループに陥ってしまった時にCWMでサクッと元に戻せます。
ダウンロードしたファイルはXperia Z(.343)の内蔵ROMもしくはmicroSDにコピーしておきます。(し忘れた場合でもCWM v2.3ではmount strageできますので、そこからコピーしてもOK)
cubemodのインストール
久しぶりに動画撮りました。
- Xperia Zの電源OFF→ON、LEDが青く点灯したら音量(小)をゆっくり押し、緑LEDに変化したら押すのを止める。
- ほどなくCWMが起動
- コピーしたcwm-cube-mod-z343-0.4.0.3を適用
- AROMAインストーラで画面の指示に従ってインストール
- 日付表示などカスタムしたい場合はSystemUIをカスタマイズするに✔(標準でチェック入っています)
- 完了ボタン押すとCWM画面に戻りますので+++++Go Back+++++で前のメニューに、もう一度Go BackでReboot System Nowで再起動させる
- 正常に起動するのを確認
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=62amHcBi5FE[/youtube]
AROMAインストーラはちょっとボタンの反応が悪いときもあるかもです。その場合は何度か押したり強めに押すとかすれば大丈夫です。
cubemodの使い方
こちらも動画撮りました。メニューは当然ながら日本語なので安心。下記に設定項目(とちょっとした解説)を記します。(CubeMod設定アプリを起動するとちゃんと解説付きです)
<機能一覧>
- 戻るキー長押しでアプリキル
…標準は全終了ボタンのみ、このmodは個別に終了が可能。 - 全アプリ終了ボタン下部表示
…全終了ボタン、上だと持ち替えが必要なところ、下にボタン設置可能。 - スクロールキャッシュ無効
…スクロールが劇的になめらかになります。 - アクションバー下部表示
…アプリ内で上部に表示されるメニューが下側に表示させられる。 - 時計に日付追加
- 日付時刻2段表示
- 時計に曜日追加
- 時計に秒表示追加
- 時計常時表示
- 日付時刻中央表示
- 通知領域透過
…ベース(背景全体)、トグル部分、ヘッダー部分、通知部分と個別に透過率が変更可能 - 全て削除ボタン下部追加
…通知領域に表示される標準の「すべて削除」に加えて通知領域の最下部にも「すべて削除」が表示可能 - バッテリーアイコン変更
…手持ちの100段階のアイコンを使用できます。 - バッテリー表示
…アイコンのみ、パーセント表示のみ、どちらも表示させない、が選択可能 - ナビバー非表示
…LMT Launcherを使わない人は触らないほうが・・・何も操作できなくなりますよ。(ホームボタン、menuキー、戻るキーが表示されなくなりますから) - メニューキー常時表示
- ナビバーレイアウト変更
…電源キー、検索キーが追加できます。 - セルスタンバイ問題対策
…MVNOデータSIMで運用してる方には必須ですね。 - 電源メニューに再起動追加
…非常に便利。CWMへのリカバリも可能。 - 満充電でLED消灯
- スクリーンショット消音
…sysmte/media/audio/ui/camera_click.oggをリネームしなくても良くなります。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=58GigN9Fed4[/youtube]
まとめ
@cubecubeさんが常用されているXperia AXでこのcubemodが提供されていて、実際Xperia Vでも使えたりするのですがXperia Zでも使えればなぁ、、、と思っていたところ対応してくださいました!!
本当に便利です、このツール。
ほんの数日前にXposed Installer(*1)というツールを用いたXperia A用のmodが公開されまして、このmodがXperia Zでも動作するという情報もあり、適用してみましたが全機能が使えるわけではありませんでした。やっぱりcubemodの信頼度には正直敵わなかったこともあって、もしXperia Zのmodを使うなら、迷わずこのcubemodをオススメします。
*1 Xposed Installerとは、Xperia標準のframeworkを使いつつ、その上にXposed Installer上で稼働するmodをかぶせて機能を増やせ、失敗しがちなframeworkいじり=ブートループのリスクを軽減できるツール。
Xperia Zは次期モデル:コードネーム「honami」の姿が見え隠れしてきましたが、まだまだ現役で行けそうです!(まずはAndroid4.2.2マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆ですけどもw)
このmodが気に入った方、今後もよりよいツールを提供頂くために一緒にビールおごりませんか?
将軍さま、いつもいつもお世話になっております。ありがとうございます。
報告です。TWRPで導入できました。完了ボタン押下でTWRPメニューには戻らず、シャットダウンしたので失敗したかなと思いましたが、電源ONで確認したら導入されていました。また、今回343へのアプデからやりましたが、設定はそのまま残っていて再度カスタマイズをする必要がなかったので簡単にできちゃいました。
回答ありがとうございます。やっぱり無理ですか。
いつも拝見させていただいています!
質問なんですが、cubemodのsystemUIを導入したらそれを弄ってナビバーとかステータスバーを透過できるんでしょうか?
残念ながらナビバーとステータスバーの透過はできません。できるのは考察したとおり通知領域(ステータスバーを下ろしたところ)のみとなります。
TWRPからでも導入出来ました。
TWRPからでも導入出来ました。二回ほどフリーズしましたが、その都度強制終了して三度目でなんとか導入出来ました。SystemUIは現在使っている物の方が気に入ってるため、敢えて上書き変更はしませんでしたが他の機能は作動しているみたいです。全アプリ終了ボタンも、今までは真ん中よりやや下に表示させていましたが最下部表示の為かなり使いやすくなりました(笑)便利なmodありがたいですね(笑)
拝見しました。動画何それすごい…。
AROMAインストーラーの反応の悪さがよく分かりましたw
あと、貸出端末ありがとうございました!