ご存知な方、お気づきのかた大勢いらっしゃると思いますが、この考察ではせっかくSONYのマルチメディア技術を各所に採用してきたXperiaなのにマルチメディア系の考察が皆無に近い事実!ええ、ちょっと疎いです、私。
久しぶりにXperia Z経由でnasneに撮ってある映画でも見ようとacro用に購入したHDMIケーブルを挿そうとコネクタをつなげようと四苦八苦。あれ?つながらないよ??
そう、いつからかXperiaにはHDMI D type端子が無くなっていたんですね。。。
(見づらいですがコネクタには「HDMI」とあります)
本稿はXperia Z経由でnasneに撮りためた映画を見るための考察をやってみます。今さらMHLかよ、スクリーンミラーリングじゃねーの?( ´,_ゝ`)フッ、、、というご意見有り難く頂戴します。
2年ちょっと前に【arc・acro】HDMIケーブルで地デジに繋いでみたという考察、【コラム】Xperia × nasneのある生活をして以来という貴重な考察をしてみたいと思います(マテ
どうやって繋ぐの?
量販店のスマートフォン売り場には「MHL対応」って書かれている端末も増えてきましたよね。
私、まったく興味ないから「へー」で終わってましたが、このMHL(モバイル・ハイディフィニション・リンク)という新しい規格でXperia(Android) のmicroUSBコネクタからMHL対応ケーブルを用いてTVのHDMIコネクタに接続ができるようになっていたのです。
(ちゃんとロゴもあるんですね)
接続はこんな感じです。もう単純にmicroUSB ⇔ HDMIを繋ぐだけなんですね。
このMHLはXperia GX以降の機種であれば対応しています。(GX/SX/AX/VL/Z/tablet Z/UL/A)
#ソニーサイトにはXperia Aの記載ありませんが実機で検証済みです。
どのケーブルを買えばよい?
(以前acro対応ケーブルを紹介し間違えて大変迷惑をかけてしまいましたので今回は十分注意します)
今回購入したのはこちらです。
Xperia ZのmicroUSBとHDMI端子をケーブルで接続しただけでは何も反応せず、こりゃダメなのか??と思いましたが、横にあるmicroUSB端子に充電用ケーブルを挿すとちゃんと使えました。(説明書を読まない人です)
この左端のケーブルが充電用のものです。
使い方
といってもただケーブルを繋ぐだけです。
接続するとステータスバーにMHL接続された旨通知されます。
ステータスバーを下ろしてみるとこのようにTV launcherという表示が出ます。
TV LauncherをTVに映した状態です。
(我が家のテレビはREGZAwww情弱フッフゥゥゥwwwですw)
初期表示ではYouTubeになってますが、スワイプしてホームを選択すると通常のスマートフォンのホームになります。
せっかくなのでnasneを使ってみます。ムービーアプリを起動、nasne>ライブチューナー
まったく普通のテレビと同じです。(実際はちょっと遅れて表示されてます)
録画したものも普通に。さすがフルHD。どっちも同じ画角で見られます。ちなみにXperia Zの画面を消すと再生も止まります。
ずっと表示しっぱなしなので充電してても電池が減り続けます。
残念ながらnasneは国内販売されているXperiaでしか見られません。C6603化したSO-02Eではnasneの録画ファイルの一覧は開けますが「非対応ファイル形式です」と言われ、再生できません。。(著作権の絡みでしょうね)
まとめ
今回購入したケーブルは充電用のケーブルが別途必要だったのに気がつくまでに少し時間かかりましたが、そこさえクリアすればホントにケーブルをさすだけなので特にワザとか何もないのです。
そういえばブロガーイベントやソニービルでのXperia先行展示などでXperiaの画面をTVに写してたのを思い出しました。ああいう場所だと興味の大半が端末本体に行ってしまい、こういう周辺機器まで目が行かないんですよね。^^;
MHLってすごいな、と想ったのは以下の4点。
今回初めて(に近い形で)使ってみて、「おおー!便利じゃんこれ!!」という発見ができたことは良かったと思うのが1点目。
2点目は我が家は子どもに録画権(!)を奪われていて、自分が見たい番組はnasneに撮るだけ撮っておいただけでした。その再生はXperia Tablet Zだったりしまして、これからはTVで見られるのは結構良いな、と思いました。(画像はYouTubeを再生してるところです。1080pの動画は実にキレイに再生されるのですね。それ以外だとかなり画面の滲みが視聴に耐えないくらい厳しいです。)
3点目はMHLの恩恵ではないですが、nasneの活用という点でのメリットとなります。自宅TVの録画は外出先から予約ができない(できるかもしれないけどやったことない)ので、出先からnasneに予約し、あとでゆっくり普通にTVで見られるのも良いなぁ、と。
最後に複数Xperiaがあるとどの端末からでも再生できるのも良い点4つ目としてまとめておきますです。
MHL × nasne × Xperia、なかなか良さげなものをこの夏で一つ覚えましたw
(nasneを繋ぐためにはケーブル類も準備しなきゃいけないのは盲点です。公式サイトに事前に必要なケーブルが記載されてますので事前に確認することをオススメします。)
いつも楽しく読ませていただいております。
やまだと申します。
筆者さんが勘違いされているように思いますので、少しコメントさせてください。
そのバッファロー製品は、スマートフォンからのMHL入出力をMHLに対応していないTVでも
ただしく入出力できるようにするためのMHLHDMIコンバータのように見えます。
コンバータ通した後はHDMI通信になっているので、その出力は通常HDMI端子でも正常に受けられると思いますよ。
純粋にMHLで通信するなら、下記のような製品になると思います。
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/phone/cable/hdmi/bsmpc16m/
このケーブルならば、TV側のMHL対応端子につないだ場合しか動作しない代わりに、
1. ケーブル1本でTVと接続可能
2. TVからの電源供給をスマートフォンが受けることができる
というような利点があります。
# HDMIだと電源供給機能がないために、このコンバータでは電源供給専用の3本目のケーブルが必要になるのです
以上、おせっかいかもしれませんがご参考になさってください。