3月から配信されているXperia ZシリーズへのAndroid5.0へのアップデートがようやく最終地点であるXperia Zまで到達しました。(Xperia Z1・Z1 Compactにも同時にアップデートが提供されています)
こちらも考察ブログではおなじみのXperifirmでアップデートファイルをダウンロードし、Flashtoolでftfファイルを作成、自Xperiaにflashするといういつもの流れです。
※海外版Xperiaではおサイフケータイ機能が使えませんし、もし失敗した時にドコモやauの保証が受けられない可能性があります。(すでにXperia Zの代替機は無いみたいですし)
手元に残していて壊れてもいいや!という方のみ、興味あれば試してみてください。
ファイルの入手
Xperifirmから入手します。
Xperia Zの場合
Xperia ZのアップデートはC6602という3Gモデルから始まりまして、ようやくLTE版(C6603)のアップデートが始まったばかりです。最新ファームウェアバージョンは「10.6.A.0.454」です。
現時点ではスウェーデンの3 SEというキャリア版のみがアップデート対象となっています。
Xperia Z1の場合
Xperia Z1にもいくつかモデルがありますが、今回はC6903というLTE版で試してみました。最新ファームウェアバージョンは「14.5.A.0.270」
この最新ファームは最初からかなりの国、キャリア向けに公開されているのでお好みで。ちなみに私はD5833でもアップデートの早かったシンガポール版にしてみました。
ダウンロード完了したら
いつもの手順でftf作成→flashという順番です。
- Flashtoolでcreate、その時にfwinfo.xmlを抜くことを忘れないようにしてftfを作成
. - 作成したftfを焼く時、データを残す場合は「Wipe」の✔を外すこと。またExcludeする項目は以下4項目(間違えて焼くと通信できなくなる)
・PARTITION
・TA
・FOTA
・BASEBAND
焼くのは真ん中にある7つファイルです。
・system.sin
・kernel.sin
・rpm.sin
・elabel-c6603-row-…
・boot_delivery.xml
・loader.sin
・fotakernel.sin
. - 焼き終わったらUSBにケーブルを抜いてXperia Zを起動します。
「Androidのアップグレード中…」と表示された後に正常起動すれば成功です。
Zにはきっともう一度アップデートされる(はず)
今回は「ひとまず」のAndroid5.0化のようです。というのも全アプリ終了ボタンが旧バージョン(マテリアルデザイン化されたアイコンではない版)です。(Xperia Z1(C6903)は最新のアイコン版となっています。)
手持ちのXperia Z3 Compact(D5833)もXperia Z3 Tablet Compact(SGP621)共に今回の文字バージョンを経てアイコン版にアップデートされていることを考えると、1ヶ月以内に更にアップデートされるんじゃないかと思っておりますが、どうなんでしょうね。
ちなみに動作の具合ですが・・・
あくまで個人的な感想とさせて頂きたいのですが、、、もちろん使用時間は極めて短い中での感触ですけれども。
導入直後はガクガクですが、少し放置するとだんだん落ち着いてきます。
Xperia Z(SO-02E)
もともとそんなにサクサク動く状態でないアプリが沢山入っている状態で、初期化せずにアップデートしたところ、Android4.4の時と比べるとかなり改善されてるな、という印象です。Lollipopだと動作が軽くなると言われていますが、Xperia Zでも同じように体感できます。(もちろんXperia Z3のような本当に引っかかりのないものとはベツモノですが)
Xperia Z1(SO-01F)
こちらもデータを引き継いだ状態でアップデートしています。もともとそんなに動作に関して不満はなかったのですが、高速化されサクサク度が増した感覚はXperia Zをアップデートしたほうが体感できました。
ドコモさんauさん、Xperia Z4を売りたいのも分かりますが、ぜひ正式にOSアップデートをお願いしますね!(せめてXperia Z1・Z1 fは救ってください)
なお、Xperia Z1 f(SO-02F)の海外版Xperia Z1 CompactにもLollipopが降ってきていますので、同様の手順で体験できますよ!
質問なのですが、Xperia Zのロリポ化の記述の中で、FOTAは除外と書いてあるのに「焼くのは真ん中にある7つファイルです」~のリストの中にfotakernel.sinが入っているのはなぜですか?
色々試してみたのですが、結局docomo simだけは認識しませんでした。
ただ、同じdocomoの回線を使っているヨドバシsimは問題なく通信できるので謎です。
(もしかしてわざわざ制限してたりするのか…?)
私が同じ手順で行った際は、docomo SIMを認識してデータ通信が可能でした。通常の通話も可能でした。
しかし、ドコモメールで送受信ができなかったので元のSO-01Fへ戻しています。
他の方が言及されたように、選択したftfファイルによって認識する・しない があるのかもしれません。
[…] 今回対象外となった以下モデルは海外版ROMを焼くことで最新OSを利用することができます。実際に試して動作に問題ないことも確認済みです。(ただしおサイフケータイ・ワンセグは使えなくなります) […]
SOL23にFTFを焼いて自分の端末でLolipopを崇めることが出来ました。ですが通話が出来ませんでした…データ通信は出来ているのですが…やはり公式アップデートを待った方がいいということなのでしょうね。
[…] Z化する→先の考察の通り、海外版Xperia ZにはAndroid […]
Xperia Zの派生版のXperia ULでもこの方法を使えば同様にできますか?
Xperia ULはAndroid 4.2で切り捨てられてしまったので
ULが海外モデルが無いうえにZとは別物なので恐らくできないと思います
自分もso02eにcustomized HKのftfを焼いてみました。が、simを認識しません。
単に選んだftfファイルとの相性が悪かったのかは分かりませんが、そちらの方では認識しますか?
(まあ、結局元に戻したので関係ないですがw)
コメントありがとうございます。SIM認識しますよ。通信もできました。(ただしSIMはPlay SIM(So-net)ですが)