【Z5 Premium】STAMINAモードが復活!だけど動作の仕様も変わったので戸惑いました

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4月19日にドコモXperia Z5シリーズにソフトウェアアップデートがあり、待望のSTAMINAモードが復活しました!

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できるだけ早くOSアップデートに追従する!というNTTドコモ加藤社長の宣言通り、グローバルより早い最新OSへのアップデートを図ったドコモXperia Z5シリーズでしたが、省電力モードだけはOS標準のDoze機能が「暫定的に」適用になっていて、Xperiaがもともと持っていた省電力機能「STAMINAモード」は後日提供することとなっていました。

今回のアップデートでSTAMINAモードが復活するということで喜び勇んで仕事中にもかかわらずアップデートしてしまいました。

が、しかし、、、思っていたのと違う仕様にちょっと戸惑ってしまっています。どのあたりが戸惑ったか、まとめてみたいと思います。

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これまでのSTAMINAモードとの違い

これまでのSTAMINAモードはアプリを個別に指定する、もしくはある程度使った後に端末側がサジェストしてくれたアプリに対し、その通信を制御することで省電力化することができました。

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これに対し「新STAMINA」モードは、ON/OFFの制御のみ、個別指定できるのは電池の残量しきい値のみとなりました。通常時は内部的にDoze機能を用いて省電力化、そして電池残量しきい値を超えた段階で機能を制限し、更に使用時間を増やすような仕様に変わりました。

もちろん常にSTAMINAモードが有効にすることができますが、細かい字の説明の下にある「詳細を確認」を見るとこんなことが書いてあります。

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STAMINAモードを有効にすると、電池の消費を抑えるために画面の描画速度や高画質モードの一部、バブレーション、GPSなどを制限します。またバックグランド通信が制限されるため、メールや同期が必要なアプリのデータ等が更新されないことがあります。

また、STAMINAモードが無効な場合でもAndroid標準の省電力機能は動作しており、画面スリープ中のバックグラウンド通信が制限される場合があります。

通信の制限をしたくないアプリは、オプションメニューの[電池の最適化]に登録してください。

充電中はすべての制限が解除されます。

と記載されています。

要はSTAMINAモードの役割が非常に狭くなった、ということ。しかもSTAMINAモードがON=機能制限されてしまうことになります。

アップデート直後、これまで通りSTAMINAモードを「常にON」にしたらなんか動作がおかしい、、、

「ん?バイブレーションしないぞ??」

設定すべて見直したりハード的に壊れてしまったんじゃないかとService TestまでやってからTwitterのフォロワーさんに教えてもらい、Android 6.0以降は「Doze+STAMINA」なのね、、、と気付きました。。。

個人的には従来型STAMINAモードを非常に優秀だと思っていて、それから考えるとDoze機能のほうがSTAMINAより省電力化されていないような気がしていて、とても残念に思いました。でもDoze機能はAndroid 6.0のOS標準機能ですから、もっと信頼しないといけないのかもしれませんが、もうちょっとSTAMINAモードの活躍を期待してました。せっかくのXperiaの売りでもありましたし。

 

STAMINAの機能が有効になるような状況はまだ一度しか体験していませんが、使ってるうちにバイブレーションしなくなったら「あ、STAMINAモードが頑張ってるな」と実感できるのはいいことなのかな?という日記のような考察でしたw