【Tips】格安SIMの利用におけるいろんな誤解を解消したい(FAQ5選)

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格安SIMは以前に比べて世間にも認知されてきていると実感してます。キャリアの2年縛りが解けて次にどうしたらいいか?という相談を受けることも増えてきました。

そんな中で検討している方がいろいろ情報収集はしているものの、勘違いしている話もいくつかありましたので纏めてみます。

Q1. どうやって契約するの?

A1. webでも店頭でも手続き可能です。

家電量販店ではGoogle PlayやAmazon、iTunesカードやSDカードと同じようにパッケージのみ陳列されています。このパッケージをレジに持っていって事務手数料として概ね3,000円を支払い、手続きはオンライン(web)で行います。なお、月々の利用料はクレジットカードでの決済となりますので、クレジットカードが必須となります。

手続自体は乗り換え(MNP:番号そのまま利用) / 新規でも変わってきますが、この手の相談をしてくる方は月々の利用料の削減が目的ですので、「乗り換え」がメインとなるはず。

乗り換えの場合は元のキャリアで他社への転出手続きが必須となります。

 

転出手続きについて

転出手続きはドコモ・ソフトバンクはweb・電話・店頭で手続き可能ですが、auは電話・店頭での手続きのみとなります。

2年契約満了(25~26ヶ月目)以外であれば契約解除料(9,800円+税)が翌月の請求に計上されます。

またMNP転出に伴う事務手数料が2,000円/回線が必須となります。

 

手続きの最後で10桁のMNP予約番号が発行されます。これを次の契約先に記載する事になりますので、必ずメモを取っておきます。MNP予約番号の有効期限は「15日」。この期間を過ぎると自動的に消滅します。その際には電話番号は元の携帯電話会社のままとなり、事務手数料の請求もありません。

(MNP手続きが完了した時点で事務手数料が発生します)

(出典:格安スマホ比較コム

このあたりが「面倒だなぁ、やっぱり今のまま更新するか!」となっている気もしてます・・・

 

 

Q2. どこを選べばいい?

A2. 自分が見聞きしたことある会社がいい

同僚が家電量販店で「どれがいい?」と聞いて勧められたのは「BIGLOBE 」だったそうです。わたしも同じように聞いてみたところ「OCNがいい」と言われました。格安SIMの料金プランに大きな差はないと個人的には思っていて、個人的な好みとか店員の勧められるものを利用するのが間違いないのかな?という気もしてます。

ただ、一時期は一世を風靡した「FREETEL」が「楽天」に吸収されてしまうというある意味「事件」も起きていますのでよく目にする、耳にする会社を選ぶと良いかもしれません。

もしわたしが相談を受けたら、フルMVNO(加入者管理まで自社で運営でき、他社にも設備を提供している上位MVNO会社である)IIJmioもしくはパケットを分け合えたり独自サービスが充実しているmineoを勧めます。ドコモ系・au系どちらのサービスを提供しているのも大きなポイントですし、自分も利用者なので。

 

 

Q3. ホントに大丈夫?

A3.少しでも不安に感じることがあるなら、今のところを利用し続けたほうがいい

格安SIMはまだ万人向けではありません。コストだけを追求する人ほど移行後に「あれがない」「これがない」と不満を口にしそうだから・・・

せっかく勧めたのに不満を聞きたくないですし、相談した側も直接不満を言いにくいでしょうし、そんなことで信頼関係を崩したくないです。

利用料が安い=これまでのようなフルサービスはない(できない)ことを理解し、自力である程度解決しようとする検索力というか、ノウハウや意気込みがあれば大丈夫かもしれませんが、相手によりますので、うかつに格安SIMを勧めることは止めたほうがいいかもしれない、というように感じます。

たとえば、出先で突然SNSに投稿できなくなった、4Gというアンテナ表示が出なく☓になったとき、電源が入らなくなった、突然再起動を繰り返す、、、というようなトラブルが起きた時、ドコモショップやauショップなど、駆け込み寺的な場所はないと思ったほうが良いです。そんな状態でも楽しく過ごせるようであれば乗り換えても大丈夫かもですが。

 

 

Q4. スマホも一緒に替えないといけないの?

A4.今使っているスマホがそのまま使えます(ただし条件あり)

まだ2年しか使ってないし、愛着あるのでまだ使いたい!(しかも安くなるならぜひ!)→ もちろん可能です。ただし、そのままでは通信できないのでアクセスポイント設定を変更する必要がありますが、使っていたアプリも撮りためた写真も、おサイフケータイ機能もそのまま使えます。またキャリアメール(@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp)は当然使えなくなります。(閲覧もできなくなる)

メールに関してはGmailやプロバイダ(PCで使っていたりする)のメールアドレスを利用することになります。ここがネックになる方も多いかもしれません。

また、(ただし条件あり)としたのは、格安SIM会社はドコモやauのネットワークや通信設備を「間借り」してサービスを提供しているため、新たに契約する格安SIM会社は現在のキャリアのネットワークを利用する会社にする必要があります。

例えばauで契約したスマホをそのままOCNで使いたいと思っても、OCNはドコモ系の格安SIM会社なので使えません。どうしても使いたい、という場合は次のQ5で解説するSIMロック解除が必要です。

ソフトバンクユーザは今使っているスマホをそのまま格安SIMで使うことができませんでしたが、ようやく日本通信が「b-mobile s」というサービスを立ち上げましたので、格安SIMの裾野がまた更に拡がりました。

 

 

Q5. SIMロック解除しないといけないの?

A5. いいえ、何も手続きしなくても格安SIM会社に移行できます

Q4の質問への回答と少しかぶりますが、格安SIMはキャリアのネットワークや通信設備を間借りしている関係で、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアの通信網を利用しています。このため、auのスマホをドコモやドコモ系格安SIM会社では使うことができません。ドコモのスマホをau系格安SIM会社で使うことができません。

しかし、スマホ自体はハードウェア的にはドコモの電波もauの電波も掴めるようになっていて、ソフトウェア的に使えなくしている、これがSIMロックと呼ばれる「縛り」です。

これをある一定の条件を満たすと無料でSIMロック解除をすることができます。SIMロック解除すると100%他社の周波数に対応しているわけではありませんが、手持ちのauスマホでドコモ系格安SIM会社でも使えるようになります。


(出典:iPhoneコンシェルジュ

なお、似た言葉に「SIMフリー端末」があります。スマホ端末のSIMカード利用制限(SIMロック)を解除することを「SIMロック解除」、最初からSIMロックがされていない端末を「SIMフリー端末」と呼びます。同じようで生い立ちが違うので区別して呼ばれます。

 

 

まとめ

特定のモデルを使いたい!という特別な理由がなければ、今や格安SIMでも「通話し放題」契約もできるようになりましたし、より格安SIMへの乗り換えハードルは低くなってきていますので、2年縛りが解けた時に格安SIM化も視野に入れて検討するのも大いに「あり」だと思います。が、しかし、何度もいいますが安いだけで飛びつくと痛い目にあう可能性も。とにかく格安SIMは「万能」ではありません。

相談を受けた場合はその方のスキルやスマホの使い方でオススメしても良いのではないかと思います。

なお、グローバル展開しているXperiaやGalaxy、海外モデルは国内では電波法に触れてしまうため正式に利用することができません。(おサイフケータイ機能もありませんし)