海外SIMフリー機でお馴染みのExpansysさんからXperia Zの兄弟モデルであるXperia ZL(C6502)をお借りすることができました。はじめに外観についてレビューしてみたいと思います。
C6502はLTEモデルではなく3Gモデルです。LTEに関するレビューはできませんが、外観やインストールソフトウェア等々について今後も考察してみたいと思っています。
Expansysとは?
私もSIMフリー端末を購入するときにいつもお世話になっているExpansysさん。海外端末の通販会社はいくつかありまして比較考察したこともあります。円建てで決済できる点も安心材料であったため、ほぼ毎回お世話になってたりします。^^
どんな会社か?という事に関してはAndroid(アンドロイド)スマートフォン・アプリ情報 ガプシスさんの記事(【EXPANSYS SIMフリー情報局】第10回:今回は海外SIMフリー販売オンラインショップ「EXPANSYS」自身をご紹介!)が分かりやすいですのでご一読下さい。
Xperia ZLって?
CES2013でXperia Zと共に発表されたグローバルモデルです。Xperia Zよりも小さく、デザインも異なります。Xperia Zとの差異を下にまとめてみます。
ソニーモバイルコミュニケーションズ(英国)サイト:http://www.sonymobile.com/global-en/products/phones/xperia-zl/
Xperia ZL | Xperia Z(SO-02E) | |
サイズ | 131.6×69.3×9.8mm | 139×71×7.9mm |
重量 | 151g | 149g |
バッテリー | 2370mAh | 2330mAh |
LTE | △(C6502) ※1 | ○ |
本体色 | 黒/白 | 黒/白/紫 |
防塵防水 | ☓ | ○ |
赤外線 | ☓ | ○ |
ワンセグ | ☓ | ○ |
FeliCa | ☓ | ○ |
後半3項目は日本固有機能です。Xperia ZLはいわゆるガラスマではないので比較の対象としてはいけないかもしれませんね。
サイズ的にはXperia Zに比べて高さが7.4mmも小さく、「これで同じ5インチなのか?」というくらいのサイズです。結局は上下部分の余白(!)が殆ど無い、これから流行るであろう狭額仕様と言えるのではないでしょうか。
また横幅もほんの1.7mm狭いのですが、この1.7mmの差はかなり大きいです。リアパネルがラウンド形状であることも作用して、非常に持ちやすいです。
ウワサではauからこのXperia ZLベースのXperia UL(SOL22)なるモデルがXperiaZL + 上記☓機能を引っ下げて2013年夏モデルとして発売されるようなので超期待です。
Xperia ZLの詳細仕様についてはDeveloper Worldのwhite paperをご参照下さい。(英文です)
外観レビュー
今回は写真ちょっと多めで紹介しますw
目に付く一番の違いはシャッターボタンがあることです。Xperia AX(V)、Xperia Zと2代続けてシャッターボタンレス端末を使ってきて、多少慣れたものの、片手で撮影しようとするときにかなり無理があります。ですのでシャッターボタンありなモデルは大歓迎です。
ちょっとヘンなところも。
何のセンサー?と思って、まさかと思って調べたらやっぱり。。。「インカメラ」 これが本体下部右隅にあります。
① 近接センサー | |
② 受話スピーカー | |
③ ライトセンサー | |
④ 音量(大)/ズーム | |
⑤ 電源 | |
⑥ 赤外線センサー | |
⑦ シャッター | |
⑧ インカメラ | |
⑨ 送話マイク | |
⑩ 通知LED |
カメラを起動しインカメラモードにするとこんなメッセージが出ます。ギュッと詰め込んでるでしょうから残念な感じはしますがあんまり使う人いないから重視されてない?^^;
リアパネルはXperia Zのガラス板に対しラウンドして、しかもマット調の仕上がりでシボ加工(?)されていて持った時に滑って落としてしまうんじゃないか?という感じも一切なく、個人的にものすごく好感触。
XPERIAロゴも印刷ではなく刻印された上にシルバー塗装していてXperia Zよりも高級感があります。
カメラレンズはXperia GXのようにちょっとだけ出目金になってるのはXperia Zと同じレンズを搭載するにあたりもうひと頑張り足らないのかな、という気がしないでもないです。。
Xperia ZLは防水仕様ではないため、コネクタキャップがなく充電はしやすいと思います。イヤホンジャックもキャップ無しです。
LEDはこんな感じで光ります。Xperia Zは従来通り、「点」で光りますが、Xperia ZLはゴージャスですw (Xperia Pや先日発表されたXperia SPのようには光りませんが、静かに主張してるところも好き。できれば上段で光らせて欲しかったなぁ、、とも思いますが・・・
ストラップホールはXperia Zと反対側、左下にあります。左手持ち左手使いとしてはこちらのほうが好都合だったりします。
電源ボタンは2013年Xperiaシリーズの特徴であるアルミ削り出し素材を用いたデザインを踏襲、多少ボタン周りのデザインは違いますが、同じイメージを連想させてくれます。
まとめ
Xperia Zとのサイズ差は数字では言い表せないくらいのものです。Xperia Zがこのサイズだったら・・・というくらいしっかり手に馴染みます。たった1.7mmしか小さくないのにここまで変わるとは・・・かなりの驚きです。
少し前までXperia AX(4.3インチ)サイコー!と思ってましたが、Xperia ZLならこればベストサイズだ!と言っても過言ではないくらいの感触でした。Xperia随一の狭額仕様であるのも個人的に大好きです。(AXの上下のスペースはヒドすぎ・・・機能ギュッと詰め込んでるから仕方ないのですが・・・)
これベースで日本仕様が発売されるというウワサなので、これは相当期待できますね。売れるだろうなぁ。
ちょっと気になる点として、個体差かもしれませんがバイブの強さです。Xperia Zのような上品な震え方ではなく、更にハデにブルブルします。しかもちょっと共振してる風な震え方をします。音の違いを聴き比べてみて下さい。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=yZYC3krBGoU[/youtube]
次回はソフトウェア周りを見てみたいと思います。
[…] 海外SIMフリー機でお馴染みのExpansysさんからXperia Zの兄弟モデルであるXperia ZL(C6502)をお借りすることができました。【コラム】Xperia Zの派生モデルXperia ZLレビュー(外観編)に続き、今回はソフトウェア編と題して考察してみたいと思います。 […]
比較表のところがZLではなくてXLになってますよ。
失礼しました。^^; 修正させて頂きました。m(_ _)m